ファイターズ
2024/03/03 19:00

今川優馬 逆転の口火切る適時打 ボスの教えで打撃進化「今までより長くボールを見られるように」

七回1死満塁、2点打を放った今川(左)=撮影・桜田史宏

■オープン戦 阪神5ー6日本ハム(3月3日、札幌ドーム)

前日の勢いそのままに 2安打2打点の活躍

 日本ハムの今川優馬外野手(27)が3日、札幌ドームで行われた阪神とのオープン戦で2安打2打点の好結果を収めた。前日2日の同戦で、東海大札幌高の後輩にあたる門別啓人投手(19)から長打を放った勢いそのままに、得意のバットで猛アピールに成功した。

4点を追う七回に1死満塁で2点打 「アピールしないといけない立場」

 生まれ育った街で、生き生きと躍動した。4点ビハインドで迎えた七回。1死満塁で迎えた第3打席で、及川の直球を鮮やかにはじき返した。強烈な打球は三遊間を破り、2者が生還。打線は続くチャンスでさらに3点を奪取した。

 大逆転の口火を切る一打を「アピールしないといけない立場。あそこで打てたのは、自分にとって本当にいい1本だったかなと思います」と笑顔で振り返った。

七回1死満塁、2点打を放つ今川

 

思い出深い札幌ドーム ファンの声援を力に変えた

 阪神との2連戦が行われた札幌ドームは「ずっと試合を見に来ていたし、憧れの場所でした」と、幼い頃からプレーすることを夢見た舞台だ。プロ入り後も初安打、初本塁打、初打点を同時にマークするなど、数々の記憶を刻んできた。

 「地元でたくさんのファンの方に応援してもらって、後押ししてもらった気分です。ずっと見てきた場所で活躍できたことが一番うれしい」と爽やかに汗を拭った。

刺激になったライバルからの〝エール〟 

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