コンサドーレ
札幌MFスパチョークが全体練習に完全復帰 浦和戦で今季初ゴール&初勝利もたらす
【コンサドーレ熊本キャンプ】
■3月5日、熊本・大津町運動公園球技場
前日をオフに充てた北海道コンサドーレ札幌は、10日の浦和戦(札幌ドーム)に向けて午前練習を実施。攻撃練習や11対11などで調整した。2月24日の福岡戦で負傷し、別メニュー調整を行っていたタイ代表のMFスパチョーク(25)がこの日から全体練習に完全合流。2試合を終え無得点と元気がない攻撃陣に「(今季の)ホーム初ゴールを決めたい」と宣言する〝タイの至宝〟が活力を注入する。
福岡戦で右くるぶし負傷、鳥栖戦を回避
福岡戦で札幌加入後初となる開幕スタメンの座を射止めたスパチョークは、期待に応えてフル出場を果たし前線で躍動。惜しくも得点には結びつかなかったものの、ドリブルやパスなどで何度も見せ場をつくり出した。自身でも「(プレーの出来は)自分的にはまあまあ満足しています」と振り返る一戦だったが、その試合中に相手選手との接触で右くるぶしを打撲。試合後は別メニューでの調整を余儀なくされ、2日の鳥栖戦は出場を回避することとなっていた。
幸いなことにケガの状態は重くなく、1週間で全体練習に復帰した。「1週間休んで試合勘とかが無くなっている」と口にするが、この日の11対11では主力組でプレーしゴールも決めるなど、10日の浦和戦の出場は心配なさそうだ。