《SHINJOの信条》オープン戦でリクエストの場面あってもしない
■オープン戦雨天中止(3月6日、鎌ケ谷)
―(雨天中止を受け、自ら)
「できんしょ。これピッチャー、(寒すぎて)2球くらいで肘を痛めますよ(笑)」
―未明は雪が降っていた
「ね。これは、ちょっと…グラウンドもぬかるんでいたし。これがまた難しいところで。ピッチャーの(調整の)関係上、投げさせたいのでね。相手チームのこともあるし、ぎりぎりまで引っ張って、どうしようかっていうところで。各内野のポジションにストーブを置いておかなあかん(笑)。はーってしながら。ね、危ない、危ない」
―雨により投手の登板機会が減ることが心配
「もちろん、もちろん。ドーム球場で、試合したい部分もありますけど。札幌ドームは…文句じゃないですよ(笑)。(足腰の負担が大きいのは)実際のことなので。きょうみたいな寒い時、投手はある程度、体を動かすからいいんですけど、外野とかたまらんですよ。背中に40個くらいカイロを貼っておかないと。太ももから全部。あしたも寒いんでしょ? あしたはやりたいんじゃないかな」
―あさっては雪予報
「は? 次は横浜か。決定権ないですもんね、うち(笑)。まあでも、アメリカのコロラドとか、もっと寒かったですからね。雪の中、半袖でやっている人たちもいましたからね」
―気温0度とか
「0度くらいの感覚ですよ」
―寒い時の外野手の準備は
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「とりあえずスラパンは3枚はく。アンダーシャツはかなり分厚つめのヒートテック。その時代はまだなかったけど(笑)。カイロとかも貼っていたけど、一番怖いのはここかな(太もも裏)。ここがバチンといくのが怖かった」
―筋肉が固くなる感覚があったのか
「こっち(肩)ばかりを意識してしまって、こっち(太もも辺り)がおろそかになって。なんかこう固まっている感じがある」
―打つ方は気にならないか
「アドレナリンというか、集中しているから。打った後は別。打った後は走るに変わるから、レギュラーをはっているクラスはそういう意識に切り替えないと。それがプロなので。若い子たちは結果を出したい、セーフになりたいということでガッとなるけど、何年も何年もレギュラーをはっている人たちは打つと走るは別物になってくる」
―守りの時間が長くなるのが一番きついか
「だから四球が嫌いなんですよね。リズム狂うもん。四球、四球、ヒット、ヒット、四球、四球で先頭打者とかで。こっちは疲れとんねんって(笑)」
―大リーグのピッチクロックは寒さの中ではプラスか
「でもね、俺がもし投手なら肘の不安はある。慌てないといけないから。サイン交換します、秒数を見ます。秒数ばかりに頭がいって、早く投げないとというので開きが早くなって、ちょっと痛くなるんじゃないのかなというのはある。まあ、いろいろ考えますね。これを日本が導入しないということは、そういう肘の不安とかあるんじゃないですか? ちょっとそれは聞いていないので分からないですが」
―導入したいという話はきているか
「ない。きていないですもん。僕は肘とか肩のことで、投手陣が大丈夫ですよと言うのだったら、賛成かな。けん制2回は反対派。韓国の投手とかはアメリカとのつながりが日本よりもあるので、すごくテンポ良かったですよね。じゃあ、もし早く試合を進行してほしかったら、7回にすりゃいいのにね。7回の延長2回で、9回ね。戦い方も変わりますけど。いずれ慣れるでしょうしね。ファンあってのプロ野球なので、やっぱり最終の電車とか(間に合うように)。早くしすぎたら、仕事がまだ終わっていないと。難しいところ。7回? 8回? 今月は8回とかね。月ごとに(笑)」
―今は登場曲も短くしている
「なるほどなるほど。だったらリクエスト1回でよくないっすか? 1回でいいと思うんですけどね。僕はアンパイアの方たちを本当にリスペクトしているタイプなので。オープン戦でリクエスト(の場面)とかあってもしないです。選手にも言ってます。もうリスペクトの意味を込めて、オープン戦でリクエストはしないからと。みんな(手で四角をつくってアピール)しているから、せん言うたやろって(笑)。公式戦だったら別。1回でもいい。ただ、前も言ったようにリクエストのシステムがあるのであれば、地方球場は別として、各塁にきっちりしたカメラをセッティングしてもらいたいなと。僕は結構、そういうとこ見るタイプなんでね」