オリックス移籍の吉田輝星に近況を直撃 古巣・日本ハムのチームメートで会いたい人は…
チームに溶け込み充実の日々
日本ハムからオリックスにトレード移籍した吉田輝星投手(23)が6日、中日とのオープン戦が行われた京セラドームで道新スポーツの直撃取材に応じた。現在の状態について尋ねると、サムズアップして笑顔。早速チームに溶け込み、充実の日々を送っているそうだ。
自炊してダイエット
ちょっぴり不安がっていた関西での新生活は「最高です! 絶対、痩せる!」とニンマリ。「冷蔵庫にコーヒー、炭酸水、水、卵、鶏胸肉、ブロッコリーくらいしか入っていないです。自炊していますよ。外に出るの面倒なので」と、あごのラインはシャープに引き締まっていた。
お菓子を食べても
春季キャンプ中は、宮崎の「化け物です」という花粉に悩まされたというが、体重が増えることはなかった。「お菓子を食べても太らなくなりました。ストレスかな」とおどけてみせた。
「みんなと仲良くなりました」
体調は万全。コミュニケーション力の高さを武器に、新天地にすっかりなじんでいる。「みんなと仲良くなりましたよ」。この日の試合前練習では、同じ秋田出身の先輩・小木田敦也投手(25)と楽しそうに会話を交わしていた。
ダルビッシュ、大谷を指導した中垣巡回ヘッドと試行錯誤
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投球フォームの改善にも取り組んでいる。同郷の中嶋聡監督、日本ハムでダルビッシュや大谷を指導した経歴を持つ中垣征一郎巡回ヘッドコーチと試行錯誤しており、「それがハマってきました」と手応えを感じているという。
北山さんには会いたいけど…
古巣・日本ハムの近況も気にしている。「ファイターズの先発、渋滞しすぎじゃないですか」。熾烈(しれつ)な先発枠争いが続いており、仲が良い北山、金村、根本らが火花を散らしている。「いや~北山さんに会いたいな~。最近は、あんまり連絡は取っていないですね。でも、金村、根本はいいや。ハハハハ」。
LINEが返って来ない二人
兄貴分の伊藤には、1月に用事があって連絡したが、長らく返信がなかった。「あの人はもうダメです。LINEが返って来ない。石川亮と伊藤大海は」と苦笑いだった。
4月に日本ハム3連戦
3日には春季教育リーグ・ソフトバンク戦(タマスタ筑後)で登板し、2回1安打無失点と好投。次回は8日の巨人戦(京セラドーム)に投げる予定だ。4月12日からは京セラドームで日本ハム3連戦が組まれている。開幕1軍切符をつかみ、大阪で仲間たちと再会を果たす。