【一問一答】3月7日西武戦に先発する伊藤大海「今年は食事をすごいテーマにしている」
■オープン戦雨天中止(3月6日、鎌ケ谷)
日本ハムの開幕投手に内定している伊藤大海投手(26)が7日、千葉・鎌ケ谷で行われる西武とのオープン戦に先発する。6日は室内練習場でブルペン入りし、調整。データ的に相性が悪い対左打者に重点を置き、今季2度目の実戦登板に臨む。報道陣の取材に応じた一問一答は以下の通り。
―登板前日調整で意識したことは
「出力の確認と、寒さ慣れというか、そんな感じでやりました」
―開幕が近づき、気持ちの変化は
「ほんとに、いよいよ始まるなという感覚もありますし、1試合1試合、ムダにできないので、1球1球、意図をもって、やっていけたらなとは思います」
―寒さへの不安は
「ぼくは大丈夫ですけど、ずっと暖かいところだったので、ちょっと怖さはあります。うまいことケアしながらやっていけたらなと思います」
―登板で確かめたいこと、テーマは
「外球場で投げられるのはこれが最後だと思うので、空気感とか、屋内とはちょっと違った部分があると思うので、そこをちょっと感じながらできたらなと思います」
―寒い中で投げるためにいつもと変えることは
「体温をしっかり上げるように。きょうは動きがあまり良くなかった。(あすの登板前は)いつものアップよりちょっと長めに時間を取ったり、ランニングの量をちょっと増やしてみたりとか、うまいことできたらなと思います」
―体温は実際に計測しているのか
「計りはしないですけど、心拍数を見ながらブルペンに入る前にどれくらい上がり下がりあったか、というのを見極めるようにしています」
―心拍数はどうコントロールしているか
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「ブルペンに入るときに落ち着いているのが一番なんですけど、それまでに一回、上げたり下げたり、という作業はしなきゃいけない。そのときの状態にもよりますし、前日の寝た時間とか食べたものによっても全然変わってくる。ビジターで投げるのは久しぶりなので、食事も含めて気をつけてやりたいなと思います」
―動きが良くなかったと。具体的には
「ピッチングの出力があまり出ていないなという感じで、その後のコンディショニングである程度は補えたんですけど。寒いとちょっと難しいなと思いました」
―イニングが増える中で意識すること
「前回と同じイメージでいきたいなと思うんですけど、後は左バッターの理想の追い込み方だったり。左バッターというところをすごく意識して、左バッターのアウトの取り方っていうのはあした大事にしたい」
―左バッターを意識する理由は
「左バッターにずっと数字(被打率)が良くないので、そこはまず克服すべきところ。何か球種を増やすとかではなく、攻め方だったり追い込み方、打ち取り方っていうのを(改善したい)。打ち取れたということより、こういうふうに打ち取った、という明確なものがほしいので、そこだけはしっかりやりたい」
―これまで鎌ケ谷の登板がない
「鎌ケ谷登板…ライブBPを1回した覚えはありますけど、ゲームはたぶん、ないですね」
―マウンドの感覚も分かっていない
「知らないです。嫌みとかではなくて(笑)。本当に分からない」
―今年は食事に気を使っていると
「ビジターだと、そうですね。家だとある程度、融通が利くというか、出してもらえるので、アレですけど。ホテルだと何を取ったらいいとか、自分でしっかり考えてやらないといけない。今年は食事をすごいテーマにしているので、気を付けながらビジターのときはやりたいなと思います」
―栄養士を付けたりは
「栄養士は付けていないですね」
―栄養面でヒントにしているのは
「栄養は、奥さんが勉強してくれたので、資格も取りましたし。そこで教えながら、食べながら、という感じですね」
―うどんは食べるか
「登板日のうどんは、変わらずですね」