ファイターズ
侍・万波中正が持ち前の強肩披露も「3打数4アウト2三振。北海道のみなさん、すみません!」
■侍ジャパンシリーズ 欧州代表0-5日本(3月6日、京セラドーム大阪)
やっちまいましたよ~
「5番・右翼」と中軸を任された日本ハム・万波中正外野手(23)は、2三振を喫するなど3打数無安打。試合後は、開口一番「やっちまいましたよ~」と苦笑いだった。
3番・近藤、4番・村上と主軸担い
五回1死一、二塁のチャンスで迎えた第3打席は一ゴロ併殺打に倒れ、「3打数4アウト2三振ですからね。情けない…。そんな日もあると言いたいところですけど、派手にやられました。北海道のみなさんすみません!」と謝罪。WBC優勝メンバーのソフトバンク・近藤、ヤクルト・村上とクリーンナップを担い、「本当にうれしく思いましたし、勉強になりました。僕もちゃんと打てる日が来るように頑張りたいなと思います」と誓った。
レーザービームは検証後セーフに
打撃ではいいところを見せられなかったが、自慢の肩で見せ場をつくった。五回に右翼線への当たりを処理し、二塁へ矢のような送球。リプレー検証の末にアウト判定がセーフに覆ったが、球場をどよめかせた。
「万波の肩」がトレンド入り
SNSでは「万波の肩」がトレンド入りし、「マジですか? トレンド入り?」と驚きの表情。「いや~ホント攻守ともにアピールしたかったんですけど、何か一つ(見せ場を)つくれて良かったなと思いますけど…、打ちたかったですね。きょうで悪いものは全部出たと思いたいです」と最後まで悔やんでいた。