コンサドーレ
2024/03/07 19:40

札幌DF馬場晴也 〝先輩〟浦和MF中島翔哉とリターンマッチだ

アップを行うDF馬場=撮影・工藤友揮

【コンサドーレ熊本キャンプ】
■3月7日、熊本・大津町運動公園球技場

 北海道コンサドーレ札幌は10日の浦和戦(札幌ドーム)に向けて午前練習を実施。攻撃練習や11対11などで調整した。DF馬場晴也(22)は開幕からの2試合にいずれも右CBとして先発出場。ホーム開幕戦の対戦相手に在籍する〝先輩〟とのリターンマッチで昨季最終戦の雪辱を果たし、チームを今季初勝利へと導いてみせる。

「去年も波が多かったので、そこが今一番課題」

 前節の鳥栖戦で4失点大敗、さらに左CBとして2戦連続でスタメン出場していたDF中村桐耶(23)がレッドカードを受け次節出場停止と、浦和戦に向けて守備陣の立て直しが求められている現在の札幌。ディフェンスラインの一角を担う馬場も「1試合目(福岡戦)は結果にもゼロという数字が出て、まだまだ改善するところもありましたけど収穫が多かったと思いました。2試合目はああやって簡単に失点したり、1人少ない状況になってバラバラになったりと、まだ波があるというか」と現状の課題を語る。「去年も波が多かったので、そこが今一番課題なのかなと思う中で、それを練習の中でもハチくん(DF岡村)と声をかけてやれているので、それを継続することが大事かなと思っています」と、守備陣の復権に向け力を注いでいる。

「広大なスペースの中で1対1になる局面が多い」

 札幌加入初年度の昨季は主にボランチとしてプレーしていたが、新加入のDF髙尾瑠(27)の故障離脱もあって、今季は右CBとしてプレーする機会が増えている。「右(CB)になると、広大なスペースの中で1対1になる局面が多いので、なるべく飛び込まずに対応するのを意識してやっています。そこはまだ課題ですけど自分のものにできるとは思うので、練習もそうですし試合の中でもどんどん成長して(ボランチと)同じレベルでやれれば」と、新境地を開拓すべく日々努力を続ける。

最終戦で中島にマークを振り切られシュートを決められた

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