【一問一答】開幕投手の伊藤大海が西武戦で3回0封「バッチリ。後は細かいところをしっかり詰めて」
■オープン戦 西武1-7日本ハム(3月7日、鎌ケ谷スタジアム)
日本ハムの開幕投手に内定している伊藤大海投手(26)が7日、千葉・鎌ケ谷で行われた西武とのオープン戦に先発し、3回3安打無失点に抑えた。課題としていた対左打者の攻めも及第点の内容。今月29日の開幕・ロッテ戦(ZOZO)に向けて、収穫十分の40球になった。登板後の一問一答は以下の通り。
―投球を振り返って
「バランスは良かったですし、出力は気温も気温だったので、あまり出せなかった登板ではありましたけど、最後のフォアボールがいらなかったなというぐらいで、あとは良かったと思います」
―3回無失点の結果については
「ゼロで抑えることはオープン戦の期間も変わらずやっていきたいことなので、そこはまず良かったかなとは思います」
―鎌ケ谷では初登板に
「いつもと違った雰囲気というか、なかなか投げる機会もなかったので、一回ここで投げられたことはすごくうれしく思っています」
―開幕へ向けて、状態は
「すごく、バッチリだと思いますし、後は細かいところをしっかり詰めていって、開幕に向けてあと2戦、しっかり投げられたらなと思います」
―修正していきたいところは
「変化球の精度であったり、真っすぐのコントロールであったり、もっともっと実戦で投げていかないと、出てこない部分があると思うので、バッターへのライン出しというか、そういうところはしっかりやっていきたい」
―ファンへ
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「けがなく、しっかり開幕を迎えられるように、チームとしても自分としてもいいスタートをしっかり切れるようにやっていきたいと思います。応援よろしくお願いします」
―左打者の打ち取り方は
「西川選手に最初、カーブをヒットにされましたけど、その後、インコースのカットボールの使い方だったり、スライダーの使い方だったり、最後スプリットの使い方だったり、幅はしっかり出ていたので。きょう、進藤選手と組むのはゲーム初だったので、いろいろ2人で確かめ合いながらしっかりできたので、その点は良かったです」
―試合前、進藤とはどんなことを話したか
「やっていかないとお互いの特長が分からないと思うので、思い切ってやっていこうという話はさせてもらって。進藤選手はまだまだ試合数も少ないですし、緊張もすると思うので、組むことになったら自分がしっかり引っ張っていけるようにできたらなとは思います」
―きょうのリードは任せる部分も
「追い込むまでは基本的に任せて。最後の(ウイニング)ショットに関しては僕が投げたいボールを投げると、言ってあったので、そこは言っても気にしないでと。優先順位だけ伝え、出してほしいとは言ってありました」
―金曜で回ってきょうは中5日。問題はなかったか
「問題なく投げられています。ここまですごく予定通り来られている。変に欲を出さないようにというか、しっかり決めたことを守って開幕を迎えたいなと思います」
―あと2回投げるがイメージは湧いているか
「自分がやろうとしていた調整方法ではあるので、しっかり次の一戦、その次もできたらなと思います」
―左打者へのスイーパーはどう使いたい
「左バッターのスイーパーはファウルを打たせたいボールではあるので。落ちるボールだったり、スライダーをケアさせないための軌道がほしいかなという感じですね」
―高校の後輩の若林に1本打たれたが
「いいボールだったので、状態は良さそうでした」
―現段階で仕上がりは何パーセントか
「何パーセントと言うのは難しいけど、いいところまではきているかなと思います」
―進藤の構え、受けてもらった感触は
「すごく自信を持って構えてくれてますし、投げやすいな、というのは感じています」