《浦和戦前日》札幌一丸となって全力で戦いたい。皆さんの声が、応援が選手の力になる
■3月9日、札幌ドーム
―道外キャンプを打ち上げ、チームの仕上がり状態、そして札幌に戻ってきた気持ちは?
ようやく札幌に戻ってきて、約2カ月に及ぶキャンプが終わったことをうれしく思う。約2カ月間ほとんど家族にも会えずにキャンプをしなければいけなかったのは、選手たちには非常に厳しい、難しい時間だったと思う。ただようやく帰って来られて、選手たちを見ても表情が非常に明るくなった。帰ってこられて私も非常にうれしい。
チームの状態だが、キャンプを通してケガ人が多く、なかなかプランしたトレーニングができなかったのがこのキャンプだった。そして現状なおもケガ人が多いのが今のチーム状況だ。ただそういう状況の中でも、チームとしてまずは走る、戦うといったハードワークをするのはしっかりやっていかなければいけないと思っているし、どんな状況であってもしっかりとチームとして狙いを持って戦っていきたいと思っている。
―いよいよ明日がホーム開幕戦。今の心境は?
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先ほども言ったようにチーム状況は非常に厳しい状況にあるが、ただ私自身は非常にポジティブに考えているし、私自身は自分たちの選手たち、チームを信じているので、強い気持ちを持って明日のゲームに臨みたいと思っている。
こういう状況の中で、我々はホームでよりサポーターの後押しが必要だと思っている。札幌一丸となって明日のゲームを全力で戦いたいと思っているし、皆さんの声が、応援が選手の力になると思っている。皆さんのそういった応援に応えるためにも、我々は全力で戦い、良いゲームを見せたいと思っている。
―浦和とはどのように戦いたいと思っているか?
今シーズンの浦和はリーグでも最も投資をして、新しい質の高い選手を獲得したチームと言えると思う。おそらく11人の新加入選手が入ったのではないかと思うが、どの選手も非常に質の高い選手だと思う。ただ浦和はシーズン開幕前の期待値があった中で、開幕戦、そして前節と、2節で1敗1分の勝ち点1という状況の中で、何が何でもシーズン初勝利をもぎ取るために非常に強い気持ちを持って明日のゲームに臨んでくると思う。
ただ反対に我々もホーム開幕戦で何とか勝利をもぎ取りたい強い気持ちがある。非常にハードなゲームになると思うが、インテリジェンスと規律とコンパクトさを持ってしっかりと戦いたいと思う。