ファイターズ
2024/03/09 22:05

五十幡が絶妙走塁で好機拡大 野球勘磨き「チームの攻撃の幅を広げられる選手になりたい」

六回1死一塁、野村の中飛で代走の五十幡が二塁へのタッチアップを決める=撮影・松本奈央

■オープン戦 日本ハム3-3楽天(3月9日、静岡・草薙総合運動場硬式野球場)

球界屈指のスピードスター

 日本ハムの五十幡亮汰外野手(25)が9日、静岡・草薙球場で行われた楽天とのオープン戦に途中出場。相手守備の間隙を突く絶妙な走塁で、チャンスを拡大した。球界屈指のスピードスターは持ち味を生かし、激化する外野のポジション争いに割って入る。

六回1死、センターフライで二塁へタッチアップ

 フィールドに立ち、すぐさま見せ場をつくった。出番は六回1死。松本剛が中前打を放つと、代走を告げられた。次打者・野村が放った中堅後方への飛球に「ジェイ(野村)の打球は良い当たりで、これは狙えるんじゃないか? と思いました」と、とっさのひらめき。果敢にタッチアップを試み、間一髪のタイミングで二塁を陥れた。

打球の質や強さを見て勝算

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