コンサドーレ
2024/03/12 18:15

札幌MF田中克幸 町田・黒田監督に4年越し〝リベンジ弾〟決め今季初勝利だ

初めて宮の沢のピッチで練習したMF田中克=撮影・西川薫

■3月12日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場

今季初めて宮の沢で練習

 北海道コンサドーレ札幌は16日のホーム町田戦に向け、今季初めて宮の沢で練習を行った。開幕から3試合連続で途中出場の新加入・MF田中克幸(21)は、新潟・帝京長岡高3年時の全国高校選手権準決勝で、町田・黒田剛監督(53=札幌市出身)が率いる青森山田高と対戦。全国で一躍注目を浴びるきっかけになった〝3人抜きゴール〟を決めたが1-2で敗れ日本一の夢がついえただけに、国内最高峰の舞台でリベンジに燃えている。

「雪の多さにはすごくびっくり」

 ピッチの周囲はまだ残雪が残る宮の沢。10日の浦和戦の先発陣はリカバリーで終わったが、途中出場だった田中克らはパス交換など軽めの練習を行った。「雪の多さにはすごくびっくりしている。高校を新潟で過ごしたといっても、そこまでではなかった。ここで日々トレーニングして、より自分が成長できるように、またチームがいい方向に行けるようにやれたら」と、気持ちを新たにした。

初めて宮の沢のピッチで練習した新加入のMF田中克(手前右)

 

沖縄キャンプで町田に0-2敗戦

 今季昇格してきた町田は、開幕3試合で2勝1分の2位タイ。対する札幌は1分2敗のブービー(19位)だ。町田とは沖縄キャンプ中の1月28日に練習試合で1度対戦しているが、田中克にとってこれが初めてのJ1クラブとの対戦だった。先発して70分間プレーし結果は0-2。「プレッシングからの速攻で仕留められた。1回やっているので、相手のやることも分かっている。そこをうまく対策しながら自分たちのサッカーを貫いて勝てれば」。同じ相手に続けて、しかもホームでやられる訳にはいかない。

プロ入りのきっかけになった青森山田戦のゴール

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