コンサドーレ
札幌FW大森真吾が復活間近「あとはボールを蹴れれば完全に合流」
■3月13日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場
午後は中央署から感謝状贈られた
北海道コンサドーレ札幌のFW大森真吾(23)の全体練習への合流が、間近に迫ってきた。午前中の練習では短距離ダッシュなどの別メニューをこなし、午後は、昨年10月に札幌方面中央警察署の一日署長を務めるなど防犯活動に協力したとして、クラブを代表し同署の菊地健司署長から感謝状を贈呈された。
昨年10月に小柏と一日署長務める
昨年10月12日に市内で行われた「防犯の集い」にチームメートだったFW小柏剛(25、FC東京)と出席。警察官姿で子供たちと触れあったり、街頭で防犯グッズの配布を手伝った。反響は大きかった。「いろんな方から『見た』と言われましたし、ファン、サポーターの方々からも『良かったね』と言われ、すごくいい経験だった。サッカー選手とか芸能人がそういう活動をすることは、地域にとってプラスに働くことだと思います。札幌、北海道のために何かできることがあれば、と常に考えている。どんな形にせよ貢献させていただきたい」。今後も社会貢献活動に取り組む。
熊本キャンプ中の左膝負傷ほぼ回復
本業のサッカー選手としてもチームに貢献する。沖縄キャンプから練習試合でゴールを量産。開幕スタメンへ好スタートを切っていたが、熊本キャンプ中の2月17日、練習試合で左膝を負傷。患部の痛みが取れず当初予定より遅れたが、万全を期してつらいリハビリに耐えてきた。ここに来て状態も上がってきており「ボールを蹴れれば完全に合流できると言われている。そのチェックを来週やる予定なので、来週頭でボールを蹴って痛くなかったらそのまま合流という形になると思います」と声を弾ませた。開幕から3戦連続で無得点の現状打破へ、23歳のストライカーがピッチに帰ってくる。