【一問一答】支配下契約締結会見に臨んだ福島蓮 〝乱入〟新庄監督の贈り物に「めっちゃびっくり」
記者に扮した新庄監督が高級スーツなどプレゼント
高卒3年目の日本ハムの福島蓮投手(20)が14日、球団と支配下選手契約を締結し、木田優夫GM代行(55)とエスコンフィールドで会見に臨んだ。記者に扮して会場に現れた新庄剛志監督(52)からは、サプライズで約80万円の高級スーツとサングラス、整髪料をプレゼントされた。2021年の育成ドラフト1位で入団した青森出身右腕。念願の昇格を勝ち取り、背番号は「121」から「94」に変更された。一問一答は以下の通り。
―(あいさつ)
「本日、支配下契約を結んでいただきました、福島蓮です。よろしくお願いします
―支配下契約を結んだ心境は
「少し緊張しています」
―支配下を伝えられたのは
「きょう正式に」
木田GM代行(以下、木)「正式にはきょう、エスコンフィールドに入ってきてから、事務所で通達して契約しました」
―実感は
「そうですね。まだ少し湧いてないですけど、投げたら湧くかなと思います」
―両親に報告は
「はい。しました。おめでとうと言われました」
―今年で3年目。過去2年間はどのような期間だったか
「体も全然できていなかったので、体づくりが中心でした。徐々に体が大きくなってきて、投球の仕方をいろいろ学べた2年間でした」
―着実にステップアップできた
「はい、そうですね。投球も心も成長できたかなと思います」
―木田GM代行へ。どういった点を評価したか
木「私がファーム監督になったときに入ってきた投手なんですけど、入ったときから投げる感覚は良いものを見せてくれていた。ただ本当に、体力がなかったので、そこを何とかしないといけないなという形で進めてきた。今それが、まだまだですけど、少しついてきたので、タイミングが良いのかなというところですね」
―今後、どのようなスケールの投手に育てていきたいか
木「能力的にはストレートもかなり良くなってきましたし、もともとカーブを投げる感覚も良かった。そこを消さずに。今は落ちる球も良くなってきている。先発でもリリーフでも、これからファイターズを支えてくれるピッチャーに成長してくれるんじゃないかと思っている。きょうこの会見も、それこそ僕は代行なので、起用法は監督と話をしながら進めていければと思っています」
―1軍での目標は
「ずっと長く活躍できるような、チームに貢献できるような選手になりたいと思います」
―具体的な目標、数字は
「まずはケガをしないこと。具体的な目標は、それについてくればいいかなと思います」
―北海道のファンにどんな姿を見せたいか
「ファイターズを勝たせられるようなところを、見せられたらいいかなと思います」
―地元・青森でもニュースに。青森への思いは
「自分が育ったところなので、いつかは地元にも恩返しできればと思っています」
―(ここで記者に扮した新庄監督から質問)福島投手は先発がしたいんですか? それとも中継ぎなのか抑えなのか、それだけお聞かせください
「将来的には先発がしたいです」
―(新庄監督)あ、将来的には。山本由伸くんも、千賀くんも、最初は中継ぎでスタートして、今は大スターになっている。その方がいいかなと思うので。以上です
―(新庄監督)きょうは投げるんですか?
「投げると聞いてます」
―(新庄監督)何回投げますか?
「1イニングです」
新庄監督(以下、新)「みんなも楽しみに」
―(司会)新庄監督から福島投手にプレゼントがあります。
新「(スーツ、サングラス、整髪料をプレゼントし)これが似合う大スターになってほしいということで。ちょうどいいですね。みなさんよろしくお願いします。失礼します」
―会見場に入った瞬間に新庄さんに気づいたか