《SHINJOの信条》ハッスルしすぎて足を痛めるから、ストップをかけた
■オープン戦 広島4-4日本ハム(3月14日、エスコンフィールド北海道)
―支配下契約を結んだばかりの福島が登板。持ち味の真っすぐはどうだったか
「いいじゃないですか、ねえ。角度があって、コントロールも良いし。ただ、ホームランを打たれたボールも、真っすぐだったら打ち取れているんじゃないかな。力感なく。打席に立ちてーなと思いましたね。どんな角度で来るのか。あとは、(プレゼントした)スーツの下が合うかなって(笑)。身長が190ぐらいあるでしょ? 下は合わないかな」
―当面は1軍に置くか
「ですね、はい」
―短いイニングで
「はい」
―開幕1軍の可能性も踏まえて支配下に
「それもあります、もちろん、もちろん。良いボールを持っているし。その刺激を受けたのか、生田目くんもツーシームが152キロ。きょうはね、めっちゃほえていたね。あの感じでいってもらったら。声を出すって結構、良いことだと思うんですよね。息をバッて吐いた瞬間に、何か爆発力というか、そういうのが出そうな。よくスポーツ選手は、他の競技でも声を出しますもんね。室伏くんは投げた後にあーーって出すけど(笑)」
―開幕投手の伊藤は順調か
「もうもう、全然、はい。いや、きょうはもう、打った田村くんはどこに投げてもね。打てる構えで待って、打ちに行きながら見逃すという、絶好調の(動き)。まだ3年目? へぇー。楽しみな選手ですよね」
―九回の郡司の打席。三塁ランナーは抜けたらゴーだったか
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「いや、あれは(三塁走者の)五十幡くんがああいうところでハッスルしすぎて足を痛めるから、ストップをかけたんですよ。良かったと思って。バントで1死三塁になって犠牲フライで終わり、というイメージがものすごくあって。うち、(犠飛が)少ないじゃないですか。あそこでチョンでね、チョンで五十幡くんの足なら返って来られると思ってね」
―シーズンに入ったらゴロでスタートを切るか
「ゴー、もちろん。逆に、三回のランナーサードで前進守備をとってダブルプレーになったんですけど、シーズン中なら(守備位置が)後ろですよ。たまたまね、あそこにきて、ラッキーラッキー。そこにいくか、という打球で。向こうはゴロゴーだしね」
―細川が打席で結果を残した
「サインの見落としなく。ああいうところはめちゃくちゃ評価したい」
―九回の待てのサインか
「九回も。その前もヒットを打ちましたね。田宮くんもセーフティーをしっかり決めてくれて。この球場の場合は、しっかり転がしてからでも、相手のサードはどういうはね方をしてくるか、分からないし、どこで打球が止まるか分からないから、慎重になりすぎて遅れるんですよ。(走りながら当てるのではなく)バントした後で十分。セーフになってくれたらラッキーぐらいの感じじゃないですか、きょうの場合は」
―江越がまた押し出し死球
「ふふふふ(笑)。今年はそれでいくみたいよ(笑)。まあ、あのよけ方になるということは、タイミングが遅いということだからね。タイミングを早く取っていたら、逃げられる。タイミングが合っていないという」
―(自ら)
「ザバラが打たれますね。クイックはしっかりしてくれていて、1球、おもしろい投げ方をしたんですよね。追い込んでから、一番速い球じゃなかったかな。158キロ。深く考えず、ボンとボールを投げたらリリースポイントが合うかもしれないですしね。あと、スティーブン(スティーブンソン)はきょう、犠牲フライを狙って高めを待っていたか、どうかは興味深いですね。犠牲フライをしっかり打ってくれて」
―チャンスで犠飛は求めたいところ
「うん、最高ですよ。最高最高。犠牲フライを打ってくれたらいいな、というところできっちり打ってくれたし。やっぱり野球を知っているプレーは、見ていても分かるから。考えてくれているなと。郡司くんもワンストライクから(一塁走者が)いいスタートを切った場合、めちゃくちゃ甘いボールでも見逃す、ということをたぶん、やってくれていると思う」