DF家泉怜依 町田戦であるぞ札幌デビュー! 「勝つために自分に課せられたタスクをこなす」(予想先発付き)
■3月15日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場
今季から北海道コンサドーレ札幌に加入したDF家泉怜依(24)に、16日の町田戦(札幌ドーム、午後2時キックオフ)で加入後初先発の可能性が浮上してきた。
フィジカルコンタクトに強い身体が持ち味
強いフィジカルコンタクトを持ち味とする町田の対抗策として強固な身体を誇る家泉を真っ正面からぶつける。この日行われた11対11のトレーニングで、家泉は主力組の一員としてプレー。「今まで外れてきた時も自分は(試合に)出る気でやっていますし、試合に出られるように準備していきたいです」と話す。
いわき時代の昨季は1勝1敗
対戦相手の町田とは、いわきに在籍していた昨季にJ2で2試合対戦し1勝1敗。家泉は共にフル出場を果たし、対戦相手のイメージは色濃く残っている。「守備もしっかり形を組んできて、みんなが結構走ってきて、前のパワーが強いという印象。去年からメンバーも変わって、試合を見ていて技術もついています。補強をしていいところを伸ばしながら、よりパワーを出せるチームになっている印象なので、弾いて相手のパワーを前に行かせないのが仕事だと思います」。チームとしてのやり方は大きく変わらない一方、大型補強でストロングポイントを強固にしてきた町田攻撃陣。家泉の脳裏にはそれをはね返すイメージがしっかりできている。
ミシャサッカーの習得度は「6ぐらいまで行けている」
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キャンプ時に自らの課題としていたビルドアップについて、「だいたいやり方はもう分かっていますし、自分がやるべきことは分かっているんですけど。周りとの連係だったり、タイミングが遅れたり、良くはなっていると思うんですけど、まだまだ足りないかなと思います」と口にする。その習得度は「キャンプが0だとしたら6ぐらいまでは行けている」と語る家泉が、さらなるレベルアップのために欲しているのが実戦経験の場だ。「やっぱりチャレンジすることが大事だと思うので。練習で見せながら試合に出た時に自分がどういうプレーができるのかというのがあると思うので、10まで持っていければなと思っています」。
札幌DF陣の〝フィジカルモンスター〟が立ちはだかる
前節の浦和戦で加入後初のベンチ入りを果たした。町田戦のピッチでついに185センチ、85キロの恵まれたボディーを札幌サポーターに披露するシーンが訪れるかもしれない。「勝つために、自分に課せられたタスクをこなして。まずはDFである以上失点しないことと、自分は攻撃でもセットプレーを強みとしているので、そこで1点取れたら周りの選手も助けられると思うので。まずは無失点に抑えて、助けるプレーをチームのためにやっていきたいです」。強い身体と高さ、豊富なスピードを誇る札幌の〝フィジカルモンスター〟が、町田の攻撃をはね返して札幌ゴールを守り切ってみせる。