ファイターズ
2024/03/18 16:45

《SHINJOの信条》マラソン選手になりたかった。瀬古さんになりたかった

■練習(3月18日、エスコンフィールド北海道)

―(自ら)
「オレ、(現役時代に)トリプルプレーを経験したことがあったんですよ。タイガースのとき。同じ当たり(サードゴロ)。トリプルプレーを経験したかったから、途中で(走る力を)抜いた(笑)。どんなもんだろうって。珍しいプレーでしたよね。サードゴロを打ったら、ああなるんですよね」

―19日先発予定の山崎と打撃の話をしていた。打席に立つか
「打席に立つか、聞いたら『神宮得意です』と言っていて。じゃあ、立とうか、と伝えたら『いや大丈夫です』って。この開幕前はダメでしょ。痛いでしょ。しびれたら(笑)」

―大学時代に神宮でホームランを打っている
「バッティングはめちぇくちゃいい。だって甲子園の記録(センバツ甲子園の1大会安打数最多タイ)をつくっているんでしょ。キャンプ中から何回か聞いたんですよ。打たないのか。(本人は)『いや…大丈夫です』と。オレなら打つけどな。FAで何球団も獲得しにきて、うちを選んで。(投手として戦力になろうとする)気持ちが伝わってきましたよ。でも気分転換で別にね。キャンプ中だったらバッティングしても良かったと思いますけどね」

―本人はあまり調子に乗らないようにと
「誰の下でプレーしているんだと(笑)。ねえ。話題つくりなさいよ、逆に(笑)。オレだって話題をつくっていたじゃないですか。(現役時代に)ピッチャーもして。やりたくもないのに(笑)」

―実はやりたくなかったのか
「目立つのは好きだったから。ただ、真剣にシーズン中に投げようとは思わない。野村さんは真剣に思っていたから。オレはもう話題をつくるまでと。開幕前までには足が痛いふりをしてやめようと思って。実際、膝がおかしかったから。なんかとげみたいなものが、もともとあったと思う。まあいいね、めっちゃ話題にもなったし、(元木)大介も抑えたしね」

―(自ら話題を変え)
「バーヘイゲンが上がってこないけど、難しいのは、外国人はオープン戦が全くダメなのに、開幕した瞬間に『弟? 誰?』というのを何人も見てきた。だからおもしろいんですよ。気持ちというか。まだ、股関節をものすごく気にしているのが…。去年、手術したのかな。股関節は、ややこしいんすよ。オレ、スポーツにおいて大事なのは股関節だと思っている。全部の動きに対して。やっぱり柔らかくないといけないし、しっかりしたところにはまっていないと。中心じゃないすか。厄介ですよね。股関節と首も。タイガースの時に泊まったホテルのベッドがマジで(幅が)ちょっとしかなくて。落ちて寝違えたことがあって。打球を追う動きも、おかしかったですよ。(捕手側に寝違えて、投手の方を見るために)打席ではめっちゃオープンに構えて、やった記憶がありますね(笑)。それでもレギュラーは出ないといけないんですよ。どんな状況でも。そこで結果を出さないと、稼げない。多少、けがをしても、前回もけがして結果を出したからと、監督に安心感を与える。けがをしても工夫する、という子たちが今は少ない。けがの功名で、いいバッティングをするかもしれない。まあ、守備のことに関しては、太ももとか、ふくらはぎは厳しいけど、上半身ならなんとか。脇腹は痛めたことないのでわからないですけど」

―開幕に向けて捕手を起用する際、大事にしたいことは

関連記事一覧を見る

あわせて読みたい