高校野球
2024/03/19 18:00

【センバツ】別海エース堺暖貴 甲子園のマウンド「楽しみ」 20日創志学園戦で〝下克上〟だ

練習中にリラックスした表情を見せた別海の堺投手(左)=撮影・十島功

2015年松山東以来の21世紀枠出場校勝利へ

 いざ、甲子園のマウンドへ―。別海が創志学園(岡山)との1回戦を翌日に控えた19日、大阪府内で投内連携などの守備練習に時間を費やし試合前最後の練習を行った。エースの堺暖貴(はるき)投手(3年)も万全に仕上がっており、「楽しみな気持ち」と聖地のマウンドに立つことを心待ちにしている。島影隆啓監督(41)は「堺を中心に、他のピッチャー陣の金澤、篠原も状態を上げてきている」と太鼓判を押した。21世紀枠のチームが一般選考のチームに勝利したのは2015年の松山東(愛媛)が最後だ。マネジャー3人を含む部員19人で9年ぶりの〝下克上〟を目指す。

島影監督「四死球やエラーがなければ勝機が出てくる」

 開始時は気温5度と冷え込んだ中での練習となったが、北国育ちの別海ナインは寒さを感じさせず元気いっぱいに汗を流した。いよいよ甲子園での戦いに挑む。午前中は多くの時間を守備練習に割いた。島影監督は「やっぱり守らないと失点につながる。四死球やエラーがなければ勝機が出てくると思っています」と入念な準備を重ねた。

エース堺が手応え「球威上がった」

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