【一問一答】山崎福也が6回1安打無失点で開幕準備OK「(不安は)ないです」
■オープン戦 日本ハム4-0ヤクルト(3月19日、神宮球場)
4月2日の本拠地開幕戦で先発することが決まっている日本ハムの山崎福也投手(31)が、本番2週間前に文句のつけようがない快投を披露した。先発で6回を投げ、村上、山田、青木、西川ら主力打者をズラリと並べたヤクルト打線を1安打無失点に封じ込めた。捕手・伏見と息を合わせ、テンポ良く抜群の制球力を発揮し、四死球は「0」。途中、相手打者が準備できていない段階で投球したとして、「反則投球」とされる珍しい場面もあったが、動じずにマウンドに君臨した。試合後の一問一答は以下の通り。
―ヤクルトの主力相手に完璧な内容。振り返って
「主力級の主軸(打者)がたくさんいたので、そういう選手たちを抑えられて良かったです」
―どんな意図で投げたか
「まずは質の良い球を全体的に出していきたいという気持ちがありました。それはきょう、中盤ぐらいから結構良かったですね」
―伏見選手とのコンビは
「安心感がありましたね」
―反則投球があった
「ちょっとやり過ぎましたね(笑)。気をつけます」
―反則投球の経験は
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「初めてだと思います。多分ないと思います」
―自分でも早いと思っていたか
「今まで(反則を)とられていなかったので、大丈夫かなと思ったんですけど、やっぱりとられましたね(笑)」
―テンポ良く投げることは常に意識しているか
「やっぱり(自分は)タイミングをずらすピッチャーではあるので、(反則投球になった)ああいう投球もたまに出てくるんですけど、(タイミングをずらす工夫を)なくさずに、良いテンポでも投げながら今後やっていきたいです」
―手応えがあったところは
「球質が良かったです。もう少し低めに投げたい気持ちはありましたね」
―神宮での登板はどうだったか
「学生時代から投げているので、懐かしい気持ちもありますし、すごいワクワクした気持ちもあります」
―村上との対戦は
「雰囲気がすごいある。1発もある注意しないといけないバッターなので、本当に怖さだったり迫力もありますけど、きょうは三振が取れたので、自信になりました」
―開幕へ向けて不安は
「ないです」
―次回が開幕前最後の登板。どう調整したいか
「気持ち良く投げたい。そこでしっかりとバッターのタイミングをずらせるような投球をまたできるように。そしてイメージ良く(シーズンに)入りたいですね」