高校野球
2024/03/20 14:30

【プレーバック・写真入り】選抜高校野球大会1回戦 創志学園(岡山)7-0別海(3月20日、阪神甲子園球場)

試合後の両チーム挨拶を終え、ベンチに引き揚げる別海ナイン=撮影・桜田史宏

先発・堺が粘投を見せるも5失策が響き7失点 打線も4安打無得点と沈黙

 21世紀枠で出場の別海は、創志学園(岡山)に0-7で敗れた。先発した堺暖貴(はるき)投手(3年)は序盤から走者を背負う展開が続いていたが、要所を締めて三回まで無失点でしのいだ。しかし四回、影山航大遊撃手(3年)の2つの失策で無死三塁とすると、スクイズで先制点を許した。続く五回にも失策絡みで3失点を喫し、流れは一気に創志学園に傾いた。終盤も失点を重ね、好転させるきっかけを見出すことができなかった。

 打線も創志学園のエース左腕・山口瑛太投手(3年)を打ちあぐねた。四回1死、影山がチーム初安打を放ち、2死二、三塁の好機をつくったが、5番に座った堺が空振り三振。六回にも四球と死球で無死一、二塁の絶好機を迎えたが、犠打失敗が響き無得点に終わった。7点ビハインドの九回、意地を見せたいところで2本の安打を重ねた。2死一、二塁の場面で打席に入った7番・千田涼太二塁手(3年)は直球を捉えたが、中堅正面を突いて試合終了。最後まで得点を挙げることができなかった。

 勝機を見出すためにロースコアのゲームプランを描いていたが、試合の鍵となっていた守備にほころびが生じた。5失策が響き、甲子園1勝とはならなかった。

試合詳細はコチラ


(全16カット)

別海先発の堺

 

一回を無失点に抑え、島影監督(右)とハイタッチを交わす別海・堺

 

四回1死三塁、創志・泰に犠飛を打たれ先制を許す別海・堺(中央)

 

四回1死、別海・影山がチーム初安打を放つ

 

四回2死一塁、別海・影山(右)が二盗を決める

 

関連記事一覧を見る

あわせて読みたい