【プレーバック・写真入り】オープン戦 日本ハム2-8ヤクルト(3月20日、神宮球場)
先発の根本が4回7安打4失点 福田俊が打球直撃で負傷降板
日本ハムはヤクルトと敵地で対戦し、2-8で敗れた。雨が降る悪天候の中、投打が噛み合わず、3失策も影響してピリっとしなかった。
先発の根本悠楓投手(20)は4回7安打4失点3四球と精彩を欠いた。一回の先頭打者に左前打を許すと、けん制の悪送球が連続し、その後にオスナに左前適時打を浴びてあっさりと先制を許した。二回にアンドリュー・スティーブンソン外野手(29)の右前適時打で同点に追いついたが、三回には再び先頭打者を右前打で出した後に連続四球。無死満塁となってからは、サンタナの投ゴロを転倒しながら本塁でアウト、右翼・万波中正外野手(23)の好捕にも助けられ2死までは追い込んだが、そこからが粘れず北村拓に2点打を許した。四回にはソロ本塁打も浴び、球数が94球に達したこの回で降板した。
打線は五回に9番・水野達稀内野手(23)から3者連続安打に成功するものの押し出し四球の1点しか奪えず。その後は七回の守備からマスクを被った郡司裕也捕手(26)が九回に中前打を放った以外は安打が無く、六回から八回は3者凡退に抑えられた。
中継ぎ陣は、2番手・生田目翼投手(29)、4番手・河野竜生投手(25)がそれぞれ1回を無失点に抑えた以外は不本意な登板となった。六回に登板した3番手のパトリック・マーフィー投手(28)は先頭打者の武岡に死球を出すと、後続のバント処理を悪送球。無死二、三塁となり2点打を浴びた。八回に5番手で登板した福田俊投手(27)は先頭打者の武岡の打球が右膝に当たり負傷降板。代わった中山晶量投手(24)は1死二、三塁から2点打を浴びた。
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■「6番・捕手」で先発出場して2安打1盗塁の田宮
「2本目は追い込まれてたので、反対方向で良いかなという気持ちで(左前打)。何も力まず、ただ来たボールを打ち返したという感じです。盗塁するというのが僕のできることだと思っているので、それができてまずは良かったかな。自分の持ち味である脚とかもしっかり生かしていきたいなというのは、ずっと思っています。本当にもう、開幕スタメン目指してやっていくだけなので。これからあと、残りの試合も全力で頑張っていきたい」
■八回に5番手で登板し、打球が右膝に当たって負傷降板した福田俊
「さっきまで冷やしていました。大丈夫です。当たったのは皿の上。ついていました。大丈夫です」
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