ファイターズ
2024/03/20 21:30

左足関節捻挫の清宮幸太郎が2軍で実戦復帰 稲葉2軍監督「生きた球も見ていない中で…」

イースタンの鎌スタ開幕戦で実戦復帰を果たした清宮=撮影・近藤裕介

■イースタン・リーグ1回戦 ヤクルト6-3日本ハム(3月20日、鎌ケ谷スタジアム)

鎌スタ開幕戦で再出発

 1224人の観衆が詰めかけたイースタン・リーグの〝鎌スタ開幕戦〟が、再出発の舞台となった。左足関節捻挫で離脱していた日本ハムの清宮幸太郎内野手(24)が、「1番・三塁」で先発し、昨年11月の秋季キャンプ中に行われた紅白戦以来、約4カ月ぶりの実戦出場を果たした。予定通り三回までグラウンドに立ち、2打数無安打。それでも、懸命にリハビリを続けてきた背番号21へ、ファンからは温かい拍手が送られた。

 「もちろん、もっといい結果を出したかったですけど、守備機会もあったし、ボールもまあまあ見えていた。 特に違和感もなく(試合に)出られたので、良かったかなと思います」

最初の割りには良かった

 公式戦の打席は昨年10月のシーズン最終戦以来だったが、感触は悪くなかった。2打席ともヤクルトのベテラン左腕・石川と対戦し、遊飛、遊ゴロに打ち取られ「やっぱり打席に立つ上で気を付けなきゃいけないこととか、もっと意識しなきゃいけないところみたいな、そういう感覚とかもこれから出てくると思う」と課題を挙げつつ、「でも最初の割りには良かったです」と安堵した。

第1段階としては順調

 ベンチで見守った稲葉2軍監督も「(春季)キャンプをずっとやっていなくて、生きた球も見ていない中で、普通に打っていたね。あんな普通に打っているんだって思ったし、(投手の球に)対応はできていた。第1段階としては順調に来ているんじゃないですか」と、ポジティブな印象を口にした。

負傷直後は「やばかった」 国頭では全集中

関連記事一覧を見る

あわせて読みたい