コンサドーレ
2024/03/22 17:30

前節欠場の札幌MF青木亮太が完全合流 「何とかして勝ち点を」神戸撃破誓う

全体練習に完全合流したMF青木(左)=撮影・工藤友揮

■3月22日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場

 北海道コンサドーレ札幌は午前練習を行い、攻撃練習や8対8のミニゲームなどで調整した。翌23日は11時から宮の沢で練習試合を実施する。試合前日練習で負傷し、16日のホーム町田戦を回避したMF青木亮太(28)が、この日から全体練習に完全合流。30日のアウェー神戸戦(ノエスタ)からの反攻に向けて、チームには役者が戻りつつある。

町田戦前日に左ふくらはぎ肉離れ

 青木は第2節鳥栖戦、第3節浦和戦での2戦連続スタメンを含む、今季開幕からの3試合全てに出場。前節の町田戦に向けても、試合の2日前に行われた11対11で主力組の右ウイングバックとしてプレーするなど、3試合連続となる先発出場が有力視されていた。だが試合前日に左ふくらはぎの肉離れに見舞われ、急遽町田戦を欠場することとなった。

 幸いケガの程度は軽く、前日21日に全体練習に部分合流すると、この日は全てのトレーニングメニューを消化。患部の状態も「(練習の模様を)見たとおり(大丈夫)です」と口にするなど、次節の出場に向けて心配は無さそうだ。


連係を強化し「何人か関わってゴールに向かうシーンを」

 チームはリーグ戦4試合を終えて1分3敗といまだ勝利なし。得点もわずか1点と苦しい状況に置かれている。そのチーム状態をピッチ内外から見て「試合になると、最近は連係が薄く1人でドリブルで仕掛けるだけとか。何人かが関わってゴールに向かうというシーンがちょっと少ない」と、問題点を認識している。「今日の練習でもミシャさんが連係部分を意識するように言っていたので、そういうシーンをどんどん増やしていかなくては」と、札幌らしい攻撃を取り戻すべく、チーム一丸となってトレーニングを積み重ねていく。

故障者が続々復帰へ

関連記事一覧を見る

あわせて読みたい