《SHINJOの信条》4番でいこうとキャンプの初めの方から思っていました
■オープン戦 DeNA3ー5日本ハム(3月22日、エスコンフィールド北海道)
―(自らマルティネスのサヨナラ3ランに触れ)
「素晴らしかったですね。さすが4番。あそこで打つかね。右中間に抜けて(走者が)ドカーっというのも見たかったですけどね。あの後、江越くんも控えていたので(笑)」
―快足の代走2人がゆっくりと本塁に生還した
「ね、本当にね。勝ちは福島くん? うわ、なんかね。そういう運命の子っているじゃないですか。その一人になってほしいですね」
―福島を2イニング投げさせた意図は
「見てみたいという。3回はちょっとまだ無理かなと。きょうも真っすぐは空振りを取れるのが分かったので、こっちから変化球を要求して。見てみたいので。ちょっと変化球はいいところに決まっていなかったですけど。まあまあ、これからですよ」
―福島は開幕1軍に大きく近づいたか
「ですね、はい。どういうボールなんだろうね。マックス153キロかな? まあでも、あの身長で、あの角度の良さがあって、相当、打ちづらいんじゃないですかね。捉えた、というボールがファウルになるという球筋だとは思いますけどね。なんか力感がない感じが良いじゃないですか。伊藤くんも良い仕上がりというか、打たれはしましたけど、要所要所でいいボールがあったしね。細川くんはあそこ(二回に一塁へ悪送球)で、プレーをしっかりね。せっかくきょうはスタメンで出て。まあ、郡司くんが追いすぎたというところもありますけど、あれはね、もう捕った以上は、手首だけのスローというのを徐々に徐々に学んでもらえたらいいなと思いますけどね」
―細川はその後、2ついいプレーがあった
「そうですね、うん。まあまあ、あそこで引きずらないというところは、成長していますね」
―伊藤は宮崎に16球粘られても四球を出さなかった
この記事は有料会員限定です。
登録すると続きをお読みいただけます。
「ね。ああいうバッティングを、うちのチームも。全部、押っつけ押っつけ押っつけでね。伊藤くんもフォアボールを出さずに、良いボールを投げたんですけど、ああいうのは本当に見習いたいですね」
―きょうのスタメンマスクが田宮ということは、1週間後も
「それは分からない。聞かないで(笑)」
―マルティネスは開幕4番に近づいたか
「もうずっと4番で使っているじゃないですか」
―それがメッセージ
「はいはい」
―去年と今年のマルティネスに違いはあるか
「余裕じゃないですか。自信じゃないですか。自信を持ってファイターズで、俺が引っ張るという気持ちで。キャンプ初日から、スイングが違ったんですよ。仕上げてきてくれているなと。本当にうれしかったので。最終的には4番でいこうとキャンプの初めの方から思っていましたね。そしたら案の定、こういう結果を出してくれる。まあシーズンに入ったら、ずーっといいわけじゃないので。そういえば、彼にホームランはいらないって言ったんだ、俺(笑)。打点を稼ごうって。ライト前とか、センター前とかで、タイミングがバッチリ合った時に、きょうみたいなホームランは出てくれる。狙うとね、ちょっと(スイングが)大きくなるところがあるので、ヒットの延長みたいな感じで、このまま続けてもらったらいいですね」
―中軸が機能した。理想の勝ち方か
「いやもう、これ以上ないでしょ。完璧でしょ、はい」
―レイエスにも安打が出た
「そうそうそう。あのヒットはうれしかったですね。追い込まれてからコンパクトにね。万波くんもあそこで、あの三遊間へのヒット、ものすごいでかいので。スティーブンもね、初球から」
―きょうのサードは野村ではなく郡司。意図は
「見てみたかったという。はい。まだ決めていないです」
―池田の実戦復帰のメドは
「いやまだ。肘がね、ちょっとあまり良くないみたいで。右肘が。まあでも、こういうこともあるという計算はしていたので。金村くんを、ちょっと中でいってくれと。最終的にはね、先発でめちゃくちゃ期待している」