ファイターズ
田宮裕涼 プロ6年目で初の1軍スタートが確実 開幕マスクで〝ひろゆあ〟コンビも
■オープン戦 DeNA1ー0日本ハム(3月23日、エスコンフィールド北海道)
3試合連続のスタメン出場 左腕エースを巧みにリード
日本ハムの田宮裕涼捕手(23)がプロ6年目で初の開幕1軍入りを確実にしている。23日のDeNA戦では、今年初めてバッテリーを組んだ加藤貴之投手(31)を好リード。29日のロッテとの開幕戦(ZOZOマリン)は、伊藤大海投手(26)との〝ひろゆあ〟コンビが見られそうだ。
ターゲットに定めていた開幕1軍切符を手中に収め、田宮が開幕戦でスタメンマスクをかぶる可能性が高くなった。この日23日は20日のヤクルト戦から3試合連続で先発出場。開幕2戦目、30日のロッテ戦で先発する加藤貴の持ち味を存分に引き出した。
絶賛の加藤貴「本当にいいキャッチャーです」
配球を任され、スローカーブを有効活用するなど、5回をテンポ良くピシャリ。息の合ったコンビネーションを見せ、左腕からは「田宮がいいリードをしてくれた。すごかったです。本当にいいキャッチャーです」と感謝された。
さらなる高みを目指す若き扇の要 「もっと頑張りたい」
当の本人は「いや、全然。まだまだなので、もっと頑張りたいなと思いました」と謙遜。「加藤さんが、ほぼ任せると言ってくれたので、なるべく点数を入れられないように意識しました」と振り返った。