コンサドーレ
五輪代表の次は札幌を勝たせる U-23ウクライナ戦で勝利に貢献のDF馬場がチーム合流 30日敵地・神戸戦
■3月27日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場
左CBでフル出場、攻守でアピール
札幌で身に付けた推進力でパリへ―。U-23日本代表の強化試合に参加していた北海道コンサドーレ札幌のDF馬場晴也(22)がチームに合流した。25日に行われたU-23ウクライナ戦では左CBでフル出場。無失点で終えただけでなく、縦パスを通すなど攻撃面でもアピールに成功した。「試合に出られたし、ゼロで抑えられて勝てた」と納得の表情。U-23日本代表に選ばれ続けるためにも、まずは30日の神戸戦(ノエスタ)で今季初勝利に貢献する。
札幌の練習で「ボールを持った時に前を見られるようになった」
晴れやかな表情で札幌に戻ってきた。この日はリカバリーで軽めの調整だったが、馬場は「(練習を)やりたかった」と頼もしい。U-23ウクライナ戦では普段とは異なる左CBで先発出場。「びっくりしました。代表ではあんまりやったことない」と戸惑いはあったが、しっかりクリーンシートに貢献した。出場のなかった22日のU-23マリ戦は「ビルドアップがひどかった」と感じていたこともあり、U―23ウクライナ戦では効果的な縦パスを通すなど、最後方からの組み立てを意識しボールを前へ運んだ。「ボールを持った時に、より前を見られるようになった。そこは大きく成長できたところかな」と攻撃的サッカーを掲げる札幌でのトレーニングの成果を述べる。