ファイターズ
2024/03/27 19:35

高卒4年目で初開幕1軍当確の細川凌平「ワクワク感が強い。早く(開幕が)来てほしい」

バットを持ち、笑顔を見せる細川=撮影・松本奈央

■練習(3月27日、千葉・ZOZOマリンスタジアム)

一つの通過点

 初の晴れ舞台を前にしても、変わらず落ち着いていた。日本ハムの細川凌平内野手(21)が27日、2日後に迫った開幕戦の舞台となる千葉・ZOZOマリンで練習を行い、フリー打撃や守備練習などで汗を流した。高卒4年目で初めての開幕1軍入りが、決定的となっている。

 「一つの目標だった。キャンプから通して、ずっと1軍にいたいという気持ちもあったので、一つ通過点というか、クリアできるというのはいいことだなと思います。ここからがスタートだと思うので、また本当に、何回も言いますけど、チームの勝利のために、自分のことを精いっぱいやるだけかなと思います」と浮き足立つことなく、足元を見つめた。

三塁の位置で守備練習をする細川

 

複数の守備位置でアピールし信頼

 春季キャンプを1軍で完走し、オープン戦は22打数3安打と打率こそ.136にとどまったが、本職の遊撃に加え、一塁、二塁、三塁、左翼、右翼を守るユーティリティぶりを発揮。首脳陣の信頼を勝ち取り、晴れて開幕戦に出場する資格をつかんだ。

 「あんまり結果は出ていないんですけど、その中でも(1軍に)残してもらっているのは、いろんなポジションを守れたというのもあると思います。日々自分が準備してきたこと、去年のシーズンが終わってから、オフシーズン、自主トレとやってきたことがうまくつながって、チームに何か少しでも、必要としていただけているのかな」と前を向く。

どうすれば勝利に貢献できるのか

関連記事一覧を見る

あわせて読みたい