コンサドーレ
宮沢主将 ホーム最終戦に照準 左腓腹筋肉離れで調整中
■13日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場
北海道コンサドーレ札幌はファンクラブ会員向けのオンラインサイン会を開いた。左腓腹筋(ひふくきん)肉離れで別メニュー調整中のMF宮沢裕樹主将(32)が参加。イベント後には、27日のホーム最終戦・柏戦での復帰を目標に掲げた。また、チームは札大と練習試合を行い、1―1で引き分けた。
「感謝伝えたい」
10月21日の練習中に負傷した宮沢は、すでにランニングを開始するなど復帰に向けて歩みを進めている。今月27日のホーム最終戦・柏戦での復帰が目標。「1年間の締めくくりで、そこに見に来てくれる方もいる。なかなか良い試合を見せられていないので、しっかり結果を出したい。感謝を伝えたい」と精力的にリハビリに励んでいる。
キャプテン不在の直近4試合は未勝利。「降格争い中のチームとの対戦も多く、簡単なゲームではなかった」と振り返るが、リードしても勝ちきれない試合が続いており「課題はたくさんある」と指摘。残り3試合を来季へつながる戦いにすべく「1試合も無駄にはできない。ここで成長を止めてはいけない」と語気を強めた。ピッチに戻り若き個性派集団を束ね、来季への土台を作る。
この日はファンクラブ会員向けのイベントに参加。「やっぱり交流したいなと改めて感じた」と、コロナ禍でなかなかかなわないサポーターとの対話に元気をもらった様子。力強くピッチに返り咲き、感謝を示す。(石栗賢)