【プレーバック・写真入り】パ・リーグ1回戦 日本ハム4-1ロッテ(3月29日、ZOZOマリンスタジアム)
新庄体制初の白星発進 先発登板の伊藤が6回無失点で1勝目
ペナントレースが開幕し、日本ハムは投打がかみ合って4―1とロッテに快勝。チームとして5年ぶり、新庄体制では初の白星スタートを飾った。
打線が効果的に得点した。まずは三回、先頭の7番・水野達稀内野手(23)が右中間を破る三塁打で出塁。続く奈良間大己内野手(23)が四球でつなぎ、9番の田宮裕涼捕手(23)がセンターへ先制打を放った。さらに1番・松本剛外野手(30)の送りバントが野選を誘い、1死満塁。2番・アンドリュー・スティーブンソン外野手(29)の遊ゴロ併殺の間に1点を加えた。
五回には1死二塁で松本剛が左中間へ適時三塁打をマーク。六回には新助っ人のフランミル・レイエス外野手(28)に1号ソロが飛び出した。
投げては自身初めて開幕投手を務めた伊藤大海投手(26)が6回4安打無失点。9三振を奪う力投で勝利を手にした。2番手のパトリック・マーフィー投手(28)、3番手の金村尚真投手(23)はそれぞれ1回をパーフェクトに封じた。ラスト九回のマウンドに上がった田中正義投手(29)は2安打に自身の暴投も絡み、無死一、三塁のピンチを招き、犠飛で1点を献上。それでも後続を断ち、リードを守った。
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■自身初の開幕投手を務め、6回4安打無失点で勝利投手となった伊藤
「めちゃくちゃ緊張しました。開幕戦独特の雰囲気はありましたが、落ち着いて思い切って投げることができました。若干、飛ばしすぎた感じはありますが、先頭を出しても落ち着いて投げられましたし、三振がほしいところで取れた。初登板としては、トータルして良かったと思います」
■1号ソロを含む2安打をマークしたレイエス
「(本塁打は)ファーストボールにしっかりアジャストすることができました。ファンやチームメートの後押しがあり、気持ちが高まりました。みんなが喜んでくれてうれしいです。前の打席の(内野)安打は良い当たりではありませんでしたが、どんな形であれ、結果を残すことが一番。2打席続けて打つことができて良かったです」
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