【一問一答】「4点取る」を有言実行した選手会長・松本剛 「やっぱり大海。今日の1勝は大きい」
■パ・リーグ1回戦 日本ハム4-1ロッテ(3月29日、ZOZOマリンスタジアム)
まさに有言実行だ。日本ハム・松本剛外野手(30)が29日、ロッテとの開幕戦(ZOZOマリン)に「1番・中堅」で先発出場。五回に貴重な追加点となる左中間適時三塁打を放つなど、自身初の大役を担った伊藤大海投手(26)を約束通りに援護した。試合後の一問一答は以下の通り。
―開幕前日の練習中、伊藤に「4点取るから」と声を掛け、有言実行した
「よかったですね~」
―宣言通りに4点を取って勝利。試合を振り返って
「やっぱり大海じゃないですか。いいテンポで投げていましたし、粘られている回もありましたけど、粘り負けしなかった。粘り強くエースらしい姿をマウンドで見せてくれていた気がしました」
―五回には貴重なタイムリーを放った
「4点取ると言っていたので。ベンチでずっとあと2点や、あと2点やと言っていたので、4点取れてよかったです」
―伊藤も喜んでいた
「言っておきました。もう4点取ったからって。ありがとうございますと言っていました。(五回の)ピンチで抑えてからは余裕がある投球をしていたので、素晴らしいピッチャーだなと思いました」
―八回はセンターの守備でダイビングキャッチがあった
この記事は有料会員限定です。
登録すると続きをお読みいただけます。
「いや~よかったですね。足動いていました」
―チームは2019年以来、5年ぶりの開幕戦勝利となった
「5年ぶりなんですか? ずっと勝っていないイメージありましたけど、今日はとにかく4点取って勝とうと言っていたので、その通りになってヒットもみんな出ていましたし、9安打でしたっけ? よかったです」
―今後へ弾みがつく白星となった
「今日の1勝は大きいと思うので、このままいい形でいいゲームが送れるようにしたいです」
―カード頭が取れたのが大きい
「今日はみんな本当に勝とう、勝とう、とにかく勝とうとみんな言っていたので。大海もその気持ちが前面に出ていましたし、ピッチャーがあれだけ頑張っていたら野手のケツをたたいてくれるというか、いい刺激を与えてくれました」
―試合前の円陣では声出しを担当していた
「同じことを言っていました。大海に4点取ると言ったから、4点取ろうと。(打撃コーチの)八木さんは5点やと言っていましたけど」
―球場は満員御礼。ロッテの応援は迫力があった
「いや、めちゃめちゃ楽しくないですか? ロッテの応援は守っていてすごく楽しいので、逆にいい集中力を与えてくれる。声も聞こえないですし、より集中していこうという気になる。僕自身にはプラスに働いています」