コンサドーレ
【プレーバック】J1第5節 神戸6-1札幌(3月30日、ノエビアスタジアム神戸)
屈辱の今季最多失点、最多得失点差負け
北海道コンサドーレ札幌は敵地神戸で1ー6と今季最多失点を食らい、なすすべなく大敗した。3バックの右にはG大阪から今季新加入した髙尾瑠(27)が初出場。負傷明けのGK菅野孝憲(39)が3試合ぶりに復帰。札幌はマンツーマンディフェンスをしいたが、神戸攻撃陣の勢いを止めることはできなかった。
前半8分。もっとも警戒していたFW大迫に、ペナルティエリア中央から先制ゴールを決められた。前半24分にはMF宮代が、DF髙尾を振り切りゴール右下に追加点。前半終了間際の43分には、ペナルティエリア中央で宮代からパスを受けたFW武藤が3点目を決めた。
前半を終え0-3。ここまでで札幌が放ったシュートはMF小林祐希(31)の1本だけ、という圧倒的な劣勢。何とか状況を打開したい札幌は後半、髙尾を下げてタイ代表として代表戦から戻ってきたMFスパチョーク(25)を投入した。しかし後半4分、またも宮代に決められた。左CKからのこぼれ球を胸トラップからの左足ボレーでゴールネットを揺らした。
後半19分にはDF中村桐耶(23)を下げて、MF原康介(18)を入れた。これまで札幌の今季唯一の得点を挙げている高卒ルーキーが積極的に相手ゴールに攻め込むも、得点ならず。後半25分にMFの長谷川竜也(30)と青木亮太(28)、FW大森真吾(23)の3人を一気に投入して勝負をかけた。ところが後半27分にDF山川に頭で5点目を決められ、1分後に神戸のクリアミスがオウンゴールとなり1-5。アディショナルタイム5分に再び武藤に決められ、1-6と点差は広がり、札幌の今季初勝利はならなかった。
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