コンサドーレ
札幌DF髙尾瑠&FW大森真吾が神戸戦で今季初出場
■J1第5節 神戸6―1札幌(3月30日、ノエビアスタジアム神戸)
キャンプ中の故障で長期離脱していた北海道コンサドーレ札幌のDF髙尾瑠(27)とFW大森真吾(23)が、神戸戦で揃って今季初出場を果たした。
失点防げずホロ苦い札幌デビュー
初出場でいきなりスタメン入りした髙尾は、右CBとして前半の45分間をプレー。「良いところもありましたけど、ちょっと苦いシーンが多かったですね」という言葉通り、敵陣の高い位置までオーバーラップし、自身の特長を披露した一方で、2失点目、3失点目に絡んでしまうというほろ苦い札幌デビューとなった。「試合勘が無いわけではないが、危ないところで足が出てこなかった」と振り返る。コンディションや周囲との連係部分はこれから上昇カーブを描くはずだ。「今日の試合を忘れるわけではなく、切り替えて名古屋戦で勝てるようにしたい」と、小学から高校までアカデミーで過ごした〝古巣〟を撃破しての反攻を誓った。
大森は後半25分から途中出場
後半25分から大森もピッチに登場。シュートこそ無かったが、何とか苦境を打開しようと、チームの最前線で体を張るなど奮闘した。「(故障箇所の)怖さは多少ありましたけど、(ケガ無く終えられて)よかった。納得いくプレーではなかった。内容も良くなくて難しかった」と今季初戦を振り返った。