コンサドーレ
札幌FW金健熙が今季初めて全体練習に参加「久しぶりで楽しかった」
■4月1日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場
ボール回しに笑顔で部分合流
長く別メニュー調整が続いていた北海道コンサドーレ札幌のFW金健熙(29)が、全体練習に部分合流した。この日のチームトレーニングは、3月30日の前節から1週間に3試合を戦うという過密日程を考慮して軽めの調整となったが、そのボール回しに今季初めて参加。「久しぶりで楽しかったです」との言葉通り、時折笑顔も見せながら、ようやく訪れたチームメートとの練習を噛み締めていた。
昨夏からグロインペインに苦しむ
札幌加入3シーズン目となった今季、金健熙は大きな出遅れを余儀なくされた。昨年の夏場からグロインペインに悩まされている中で、だましだましでトレーニングを継続していくのではなく、完治までの治療とそのリハビリに専念することを選択。沖縄キャンプ中の1月22日にチームに合流して以降、熊本、そして札幌に戻ってきてからも別メニューで調整する日々が続いた。通常練習を行うチームメートを横目に、地道にリハビリに励む苦難の日々が続いたが、我慢の甲斐もあって患部の痛みも徐々に和らぎつつあるという。