山崎福也 2日の楽天戦で移籍後初登板 〝さちとら〟バッテリー復活へ「相手の研究は寅威さんに任せて」
いよいよ名コンビの復活! ホーム開幕戦は任せた!
オリックスから新加入した日本ハムの山崎福也投手(31)が2日、エスコンフィールド北海道で行われる楽天との本拠地開幕戦で移籍後初登板に臨む。新庄剛志監督(52)は女房役に伏見寅威捕手(33)を起用することを明言しており、北の大地で〝さちとら〟バッテリーが復活することになりそうだ。
やはり息ぴったり まずは開幕3連戦に集中
名コンビらしく〝あうんの呼吸〟を披露した。ロッテとの開幕カード期間中、お互いにやりとりがあったか聞かれると、2人はほぼ同じ返答をした。
山崎は「まだですね。まだ開幕戦ですし、ある程度この3試合で分かると思うので、それを見ながらという感じですね」とコメント。伏見も「何も話していないです。打ち合わせの前に、こっちでの試合もありますから」と語った。
長く連れ添った女房役 全面的に信頼
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オリックス時代の2020年からタッグを組み、さまざまな局面を乗り越えてきた。包容力があって優しい女房役に、山崎は絶大な信頼を寄せている。楽天打線について問われると「僕自身はやっぱり投げ方だったり、状態はいつも見ているので、相手の研究は寅威さんに任せてですね」。配球を一任し、自身は投げることにに集中するつもりだ。
万全の準備で投手陣へ献身
伏見がこれほど慕われるのには理由がある。本拠地でのナイター開催日は、午前11時には球場入り。試合の動画を見ながら、対戦打者の研究をしている。「早く来るの好きなんですよ。映像も見るのが好きで。みんなやっていますよ。球場でやるか、家でやるかの違いです」。最善の準備をして、投手陣をサポートしている。
前回タッグは22年の日本Sヤクルト戦
〝さちとら〟が公式戦でバッテリーを組むのは2022年10月29日の日本シリーズ第6戦(ヤクルト戦)以来。その試合はイケメン左腕が大舞台での強さを発揮し、5回1安打無失点で勝利投手となった。
521日ぶりのバッテリーで快投再現だ!
移籍後初登板に向けて、かつて山崎は「それなりにプレッシャーもある。勝たないいけない試合なので、そこはしっかりやりたいです」と話していた。重圧が懸かる一戦となりそうだが、大丈夫。寅威さんがそばにいれば、怖いものなんてない。