《レバンガ北海道オフ・ザ・コート》⑧桜井良太 「春を好きになったのは北海道に来てからです」
旭山公園あたりをよく散歩します
まあやっぱり、春が好きですね。春を好きになったのは北海道に来てからです。 冬ももちろん好きなんですけど、 車の運転が大変だったりして、冬が長くなって終盤の方になると、ちょっと「もう雪はいいかなー」ってなってきて。それが雪が解けてくると「いいなぁ」と思います。あとものすごい花粉症なので、北海道もシラカバとかありますけど、やっぱり(スギ花粉よりは)ましです。
旭山公園(札幌市中央区)あたりをよく散歩します。できるときは2時間くらい。最近はちょっと足が痛いので、時間があるときに30~40分程歩きます。お花見とかは行かないのですが、川沿いを散歩して桜を見たりして。遠征中も朝などに散歩します。やっぱり春が気持ちいいですけど、(道外では)花粉が…(笑)
マッサージガンを持ち歩いています
休みの時はなるべく家で体を休めています。よく使うのは「マッサージガン」ですね。もう5~6年使っています。(チームメイトのマッサージガンは)結構壊れたりしているんですが、僕のは壊れなくて、まだ1台目です。身体をほぐしたりケアするのに使います。練習の前後とか寝る前とか。 持ち歩いていて、遠征先でも使います。
あとは寝る前に、寝室に飾っている木彫りの熊を見て「ああ、いいな」って。木彫りの熊以外にもモールでできた人形とかソフビ(ソフトビニール製人形)とかいろいろ好きなものがありますね。集めたものが部屋中にあります。僕一人の趣味で、家族にもチームメイトにも理解されないですよ(笑)。
木彫りの熊の作家に会いに旭川に行ってきました
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昨年のオフの時は木彫りの熊の作家さんに会いに、旭川へ小旅行しました。佐藤憲治さんって方で、自分でコンタクトを取って会いに行って。工房で段ボール箱をあさらせてもらって、でも佐藤さんも最近それを開けてなくて、どこに何があるかはっきりわかっていない。「ちょっと見たいので、開けてもいいですか?」って言って、気に入ったものを見つけて買いました。 めちゃくちゃ楽しかったですよ。売り物にしないような、余った木で作ったような小さめの作品も入っていて。時間を忘れて見てしまいましたね。
佐藤憲治さんの作品は5つくらい持ってます
佐藤さんの熊が好きなんです。見ててほっこりして「かわいいなぁ」って。あと自分には絵を描いたりとか作ったりとか、クリエイティブな能力が全くないので、どんなふうに作っているんだろうとか、作りながら何を考えているのかなとか、完成形が見えている状態で作っているのかなとか、その作品を見ながらいろいろ考えるんですよね。佐藤さんの作品は5つくらい持っています。3個はマスク(頭の部分)だけの彫刻で。(一般的な)サケをくわえているやつはあまり(自分の)タイプではないので、持っていないです。
木彫りの熊の値段は、買いやすいものからちょっと良いものまでピンキリです。 抽象彫りとか面彫りって言われる、ザクザクと彫ってあるやつは安めなんですが、毛の一本一本まで彫ってあるやつとかになると高いですよ。値段にこだわらず買うっていうよりは、工房に置いてある作品には値札がないので、「これはいくらですか?」って聞くんです。でも値段を聞いた時にはもう「欲しい!」ってなってるんですよね。だから結局、値段を聞いて「高いな」って思いつつも「うーん…欲しいです」って言いながら買わせてもらいます。
印象に残っているのは稚内と帯広です
北海道はもう長いので、だいたい全部行きました。印象に残っているのは稚内と帯広ですかね。合宿で行っていて、どちらもうちのチームにすごくゆかりがある土地です。初めて稚内に行った時にすごいシカがたくさんいて。地元の人が「車でシカにぶつかって廃車になったことがある」なんて話を聞いてびっくりしました。僕はスイートポテトが好きなので、帯広で有名なスイートポテトを買いに行って食べたのも思い出ですね。そういうのも含めて北海道にバスケットボールチームがあって、合宿などをできるのは幸せなことだと思います。