【一問一答】山崎福也 移籍後初登板は七回途中3失点 「七回の失点が痛かった」
■パ・リーグ1回戦 楽天4ー2日本ハム(4月2日、エスコンフィールド北海道)
オリックスからFA移籍し、今季から日本ハムの山崎福也投手(31)が初登板初先発した。ホーム開幕戦に詰めかけたファンから大歓声を浴びたが、6回⅓を投げて3失点(自責2)で黒星を喫した。同じく元オリックスの伏見とバッテリーを組み、序盤はテンポ良くアウトを重ねるも、五回、村林に左越え2ランを被弾し先制点を献上。1点差に詰め寄って迎えた七回にも追加点を奪われ、悔しさの残る新天地デビューとなった。一問一答は以下の通り。
―移籍後初登板。振り返って
「やっぱり勝ちたかったですけどね。ちょっと申し訳ない気持ちもありますし、七回の失点が僕の中では痛かったですね」
―独特の緊張感があったか
「セレモニーの時から、味わったことないような雰囲気もありました。でも、本当にあのようなマウンドで投げられてうれしい気持ちもありましたし、幸せだなという感じもありましたね」
―笑顔も見えた。緊張を感じながらも、楽しめたか
「そうですね。やっぱりバッターとしっかり勝負はできていたので、そういうところで楽しさも感じましたし、良い雰囲気で投げられた感じはありましたね」
―五回、村林の2ランは向こうがうまかった
「やっぱり、うまかったですね、結論は。でも、打たれてはいけないので、次からはちゃんと、弱点があると思うので、そこもしっかりと探してやっていきます」
―さちとらグッズを持っているファンが多かった。伏見とコンビを組んでどうだったか
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「やっぱり投げやすい先輩でもありますし、本当に安心感のある先輩なので、やっぱりいいなという感じは、きょう思いましたね」
―具体的にいいなと思うところは
「変化球の組み立て方だったり、いろいろと。僕も首を振る回数が少ないので、そういうところはテンポ良くいけるかなという感じはしますね」
―マウンドを降りた後、伏見と会話は
「全然ナイスピッチングと言ってもらって。ゲームはつくっているしと。そのぐらいですね。あした、いろいろと話すと思います」
―村林に打たれたところは、チェンジアップを続けたか
「いや、フォーク、チェンジアップ、いろんな球種を混ぜていたんですけど、ちょっと予想外でしたね」
―しっかり低めにも行っていた
「今となってはもう(ボール)1個、2個、低い方が良かったのかなというふうには思うんですけど。ちょっと悔しいですね」
―次にどう生かすか
「僕自身、すごく良いリズムと、良い感覚も出ていたので、そういうところはずっと継続して。ああいうふうに要所のポイントで、寅威さんといろいろ話し合って、ああいう一発だったり、自分自身のエラーもないようにというのを、しっかりと練習していきたいですね」
―好機で点が入らない時は、どういう心境だったか
「特に、あんまり考えないようにしているので。やっぱりバッターは打つのは難しいのでね。基本的には(点は)入らないものだという気持ちでいるので、特には影響はないです。チームのバッティングの力が低いとか、そういうのではなくて、僕のモチベーションは常にそういう気持ちでいるので」
―攻撃が気持ちに影響しないように
「そうですね。(点が)入っても入らなくても、あまり一喜一憂しないようにというのはいつも思っているので」
―拍手も多かった。ファンにどう返していきたいか
「やっぱり結果で。チームを勝たせて、勝つことが一番、皆さんが喜んでくれると思うので。僕の勝ち星は別として、チームを勝たせるのは大事なことなので、勝てるように頑張ります」