《SHINJOの信条》勝ちを見せたかった。でもゲーム的には、粘って、逆転もという展開に持っていけた
■パ・リーグ1回戦 楽天4ー2日本ハム(4月2日、エスコンフィールド北海道)―(試合後、自ら口を開き)
「何とか(山崎)福也くんにね、勝ちを付けたかったですけどね。あれ、悪いボールじゃなかったでしょ? (五回、村林に打たれた)ホームラン。ちょうど手が伸びたところでね、ヘッドが返る場所で。うまく打たれましたけどね。あれは全然、反省する必要はないと思います」
―野村の調子が上がらない
「いやいや、まだ始まったばっかりじゃないですか。1本、内野安打か、ポテンヒットが出たら、乗ってきますよ。グワチョ(マルティネス)もタイムリー出て、万波くんも出て。レイエスのね(六回2死満塁での左飛は)良い当たりでしたね~。ああいうスイングが増えてきたら、あとは角度さえ良ければね」
―石井も1本、安打が出た
「ね! 守備もね、すごい良くて」
―水野のハッスルプレーもあった
「(二度、ヘッドスライディングで内野安打とし)なんかリプレーを見ているかのような(笑)」
―(自ら口を開き)
「あの山崎福也くんの、(七回の)島内くんのゴロの処理、ちょっと目を早く切って、ああいうところ。この球場はああいう打球、難しいですけど、早く慣れてもらって。あの1個がね、でかいので。アウトにすることによって、リズムも乗ってくるし」
―水野、石井が好守備を見せた
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「秋季キャンプの練習が、脳に残っていると思う。でもまだ1試合(笑)。相手チームの気持ちが分かるわ~。めちゃめちゃ分かる。難しいんでしょうね」
―セレモニーの映像で、俺を胴上げしてくれと
「俺、聞いてなかった。スタンバイしていたので」
―サングラスは高級な物を
「そうそうそう。85万円?のやつ。特注の。今年は選手がメインで。その次ぐらいにね、はい(笑)」
―エスコン2年目。ファンもたくさん来ていた
「何とか勝ちを見せたかったです。でもゲーム的には、粘って、逆転もという展開に持っていけた。勝ちが付かないと意味がないんですけど、またロッテとの3つ目のように逆転してね。ここの球場だとサヨナラの場面が増えてくるので、そこで喜ばせたいなと思います」
―伏見が2安打
「振りが良いですよね。きょうは2本。バットの出もいい。まず最初にHランプをつけさせたくて。最初(第1打席)はバントを考えたんですけど、バッティングのフォームを見ていないのでね。それで、いきなり初球を打ってくれた。スティーブン(スティーブンソン)もね、この球場はピッチャー前に転がしてくれたら打球が死ぬので(三回のファウルになった犠打は)狙いすぎましたね」
―(指示は)セーフティではなく、送りバントか
「いや、セーフティ。あんまりバントしたことないと思うんですよね、向こう(アメリカ)で。だからセーフティで。でも最終的にはああいう場面でね、クリーンアップでも誰でも七、八回で無死一、二塁とかなら、バントのサインを出す。練習しておいてよ、ということは伝えていました」
―初回、マルティネスの打席は、ランエンドヒットか
「違います。スタートが切れるタイミングがあれば、スタートを切っていいよと。ピッチャーのタイミングを見ながら、切れるんじゃないかなと思って。1回ね、行きかけて止まったので、ファーストランナーもちょっと難しいタイミングではあるんですけど。もう少しスタートを早く切ると、間一髪セーフということになってきますよ」
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