コンサドーレ
【プレーバック・写真入り】J1第6節 札幌1ー2名古屋(4月3日、札幌ドーム)
待望の先制点も、まさかの5連敗
開幕戦をスコアレスドローで引き分けてから4連敗の北海道コンサドーレ札幌が、今季初勝利を目指してホーム札幌ドームに名古屋を迎えた。右太もも裏の肉離れで離脱していたMF宮澤裕樹(34)が、5試合ぶりにスタメン復帰。頼れる背番号10がボランチに入ったことで、攻撃の組み立てが格段スムーズになり、前半から札幌が主導権を握り、試合を優位に進めた。前半13分、宮澤からMF菅大輝(25)へのパスはペナルティエリア内で相手DFに止められたが、得点を予感させるシーンとなった。
前半30分、待望の先制点が生まれた。右サイドを攻め上がったDF馬場晴也(22)が、MF浅野雄也(27)のスルーパスのこぼれ球に反応。右足で放ったシュートはゴール左下に突き刺さり、馬場はプロ初ゴールを決めた。
1-0で折り返したが、後半9分、菅のファウルでPKを献上。名古屋MF森島のPKを、GK菅野孝憲(39)がいったんはじくが、セカンドボールを再び森島に頭で押し込まれ、同点に追いつかれた。
後半13分にDF髙尾瑠(27)とMF近藤友喜(23)を、同25分にはMF長谷川竜也(30)を投入し、立て直しを図るが、得点できず。同29分にはMF宮澤を下げてMF田中克幸(22)を入れたが、終了間際の後半45分、DFとGKの間へのロングボールを名古屋FW永井に技ありループシュートを決められ、1-2。勝ち点を得ることなく、札幌の5連敗となった。
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