【一問一答】万波中正 今季初アーチはエスコン100号!「ファイターズの球場なので、ファイターズの選手が打てたのはすごく良いこと」
■パ・リーグ2回戦 楽天2-4日本ハム(4月3日、エスコンフィールド北海道)
日本ハムの万波中正外野手(23)が3日、エスコンフィールド北海道で行われた楽天戦に「3番・右翼」で先発出場。一回の第1打席で先制の左前適時打を放つと、五回の第3打席では追撃の3ランを左中間スタンドに突き刺した。待望の今季初アーチは、エスコン通算100号のメモリアル弾となった。試合後の一問一答は以下の通り。
―適時打後に、あと3点とコメントしていた
「今年は4点取ろうみたいな雰囲気があって言ったら、まさか4打点いけるとは思わなかったです(笑)」
―カーブを狙っていたか
「一本釣りまではいかないですけど、結構、高い確率であるんじゃないかな? って」
―岸と好相性
この記事は有料会員限定です。
登録すると続きをお読みいただけます。
「自分自身、感じていましたし、1打席目のチェンジアップも簡単な球ではなかったけど、うまくバットに乗ってくれた。相性の良さが出たようなヒットかなと思う。そこは自分自身、プラスに捉えたい。きょうは積極的に行こうと思っていたのが、良い結果になったかなと思います」
―シーズン5試合目で本塁打
「思ったより早かったかな。エスコンの開幕カードで打てたら最高だなと思っていたので、素直にうれしい。まだ、長い1年の5試合が終わっただけなので丁寧にコツコツ。いろいろな積み重ねの結果が30、40本になったら最高かなと思います」
―思ったよりも早く出た
「そうですね。打撃練習でも打球が上がってなかったので、もうちょっと(時間が掛かる)かなと思っていました」
―打球角度を意識しているか
「意識的に付けようとは考えてないけど、練習で強く捉える中で、良い角度になっていけば最高かなと思いながらやっています」
―前の試合の適時打も強い打球。さらに修正したか
「そこに関して修正した意識はないです。開幕前から続けているいろいろな試行錯誤の結果が、きょうのホームランになったかなと思う。きのう打球が上がらなかったから、きょうの打撃練習で上げようという取り組みはしてないです」
―3番で打ったことで、全打順で本塁打をマークした
「とても、感想がないです(笑)。何も知らなかったです。逆に、他の打順で打っていることも知らなかった。まあ、良いんじゃないですか」
―3番の座り心地は
「野球人生であまり打ったことがない打順で新鮮。僕自身、多く打席に立ちたい意識はあった。初回から回ってくる1、2、3番は5打席立つ可能性がかなり高い打順。そういうところを任せてもらえるのは、監督が打席を多く与えたいと考えてくれていることだと思うので、素直にうれしい。今後1本でも多くホームランを打ちたい中で、打席が回ってくるのはうれしいこと。波を減らして、ずっと座れるように頑張りたい」
―去年は飛躍の年。今年も一気に突き抜けたい
「めちゃくちゃ意気込んでます。ちょっとやれた後の2年目はすごく大事。いろいろなところでシビアな目で見られると思っている。結果を出して、選手として1段階も2段階もレベルアップしたい」
―初球カーブの読みは、前を打つ松本剛への配球も考えてか
「自分の打席ですね。きょうだけではなく、きのうからカーブにうまいことやられていたので。細かく言うと考え方がバレてしまう…(笑)。自分なりの根拠でカーブの可能性が高いかなと思って(打席へ)入りました」
―去年に比べて打席で割り切りができている
「難しいけど、結果の受け止め方は去年より、穏やかになった。出た結果を受け入れることができるようになっている。なかなか状態が上がらない中で、自分の引き出しで、できることをやろうと思っていた。良い結果でも悪い結果でも、なるべく一喜一憂しないようにと思っていた。そういう姿勢が、きょうの試合につながったと思います」
―遅い球に対応できたのは打撃フォームも関わっているか
「それは間違いないと思います。間がないときはカーブを振れないか、待ちきれずに振ってしまう。いくら頭にあったとはいえ、あそこまで上手く打てたのは打撃フォームが徐々に良くなってきているから」
―エスコン100号
「うれしく思います。ファイターズの球場なので、ファイターズの選手が打てたのはすごく良いことだと思います」