■パ・リーグ１回戦　西武２ー３日本ハム（４月５日、エスコンフィールド北海道）

　日本ハムの伊藤大海投手（２６）が今季２度目の先発で７回を投げ、３安打２失点と好投した。白星こそ付かなかったが、相手先発の今井とレベルの高い投手戦を演じ、チームの劇的な延長サヨナラ勝利に貢献した。一問一答は以下の通り。

―試合を振り返って
「（コルデロに打たれた）ホームランがもったいなかったです。それ以外は良かったので、本当にあのホームランがなければという感じでした」

―（スプリットが）落ちなかったか
「まあ、そうですね。（ストライクを）取りにいった部分も、もちろんありましたし。（コルデロの）手が伸びる感じもなかったので、ちょっと（コルデロの特徴を）把握できていなかった部分はあったかもしれないです」

―七回、先頭打者を出したが、どんな気持ちだったか

「球数的にも、ここ（が最後）かなというところだったので、出し切りという感じで、粘り強くは投げられました」

―きょうは勝ち星こそ付かなかったが、２試合続けて好投。手応えは
「調子自体もすごく悪くはないと思いますし、投げたいボールが投げられている。ただ、そういうホームランとか、細かいところの投げミスというか、１００球投げたうちの、それが１球なのか２球なのかというところを、もっともっと精度高くやっていけたら、おのずと（勝ちが）付いてくると思うので、しっかり続けていきたいなと思います」

―良いスタートが切れたという感覚は
「そうですね。チームが勝てたことが、きょうは本当に何よりだと思う。あしたデーゲームなので、また野手に頑張ってもらって、僕はしっかり（次の登板に向けて）準備したいと思います」