中島卓也が今季初打席で快音 「打席よりも守備機会があったので緊張した」
■パ・リーグ3回戦 西武11-1日本ハム(4月7日、エスコンフィールド北海道)
日本ハムの中島卓也内野手(33)が0ー11の八回に先頭打者として代打で登場。西武先発・松本の初球146キロを捉え、右前打を放った。
初球の真っすぐ狙って1球に集中
今季初打席で結果を残し、「とにかく初球の真っすぐで行こうと思っていたので、それが1球で仕留められてヒットになったのは良かったです」ほっとした表情。3月20日のヤクルトとのオープン戦から打席に立っていなかったが、「逆に離れすぎて何も思わず集中できた」と迷わずバットを振り抜いた。
点差がない終盤も自分のプレーを
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今シーズンでプロ16年目。開幕1軍を滑り込みでつかんだが、ここまで出場は延長十二回を戦った5日西武戦の代走のみだった。この日は遊撃の守備にも就き、「打席よりも守備機会があったので、そっちの方が緊張したし、もっと点差がない終盤とかでこれからは行くと思うので、出た時に自分のプレーができるようにしたい」。
三塁守備やどこでもいけるように
なかなか出場機会に恵まれないが、自分のやるべきことは分かっている。「サードもどこでも行けるようにとは言われているし、メインは代走と守備固め。練習からしっかり準備はできているので、スタメンで出るときがあれば、その時はその時で自分のプレーをするだけです」。ここぞの場面に備えて、背番号9は準備を怠らない。