【一問一答】田宮裕涼が1軍で自身初の「1番・捕手」 挑戦して分かった難しさ、やりがいはー
■パ・リーグ3回戦 西武11-1日本ハム(4月7日、エスコンフィールド北海道)
日本ハムの田宮裕涼捕手(23)が7日、エスコンフィールド北海道で行われた西武戦に自身初となる「1番・捕手」でスタメン出場した。開幕から安打を量産しており、新庄剛志監督(52)に抜てきされた。結果は3打数無安打だったが、俊足巧打の特性を買われて新境地を開いた。試合後の一問一答は以下の通り。
―プロでは珍しい1番・捕手で起用された
「1番ですか。きょうちょっと声が出ない。1番キャッチャー…。なんと言えばいいんですかね。ちょっと忙しかったなっていう感じはありました」
―1番打者はアプローチが難しいか
「ピッチャーの球をいきなり打席で見るので、まあ難しいところはあります」
―失点直後の打席。その点も難しかったか
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「はい。いきなりすぐに回ってきちゃったので。気持ちの切り替えがうまくいかないと、なかなかいい結果は出ないと思う。これからもっとちゃんとやっていければ」
―ホームだとまず守りに集中して試合に入る。切り替えるのが大変か
「そうですね。初回に点を取られたりと余計に」
―ビジターだと違う
「ビジターの1番だったらもう攻撃から始まるので。1打席目は攻撃メインでいけるかなと思います」
―打席が多く回ってくるのは歓迎か
「はい。打席に立つのは好きなので」
―1番で意識した点は
「先頭の初球を打つか、打たないかはちょっと考えました。それぐらいですかね。あとは特に考えていなかったです」
―監督は5番と比較して、1番の方が自由に打てるのではないかと
「いや、うーん、そうですね。別にそういうことは考えず、普通にいつも通り打席に立って打ちました」
―1番・捕手で出場することは、いつ聞いたか
「きょう(7日)の朝、山田コーチから聞きました」
―どんな感情だったか
「ファームでも1番とか2番は打ったことがあるので、そんなに驚きはありませんでした」
―やりがいはあるか
「そうですね。1番キャッチャーは、一番しんどいと思うので」
―今後も1番で起用される可能性がある
「もちろん、任されたところでやるだけだと思いますので」
―西武の松本を打ちあぐねた。印象は
「高めがちょっと、浮き上がってくるような感じがあったので、みんなフライが多かったと思います。僕は低い打球という感じで打とうとしましたけど…」
―声がかれている
「きのう(6日)の夜から。きのうの試合中にのどをやったんですかね。分からないです。ベンチで奈良間が叫んでいるじゃないですか。僕も同じように叫んでいたらのどをやって。たぶん、それだと思います。風邪とかではないです」