ファイターズ
加藤豪将の発信で広がった〝サンデードーナツ〟 新助っ人たちも続々参戦中
マーフィーからミスドの差し入れ
日本ハムの加藤豪将内野手(29)が持ち込んだ〝サンデードーナツ〟の輪が、さらなる広がりを見せている。7日に西武戦が行われたエスコンフィールド北海道の記者席には「報道関係の皆さま 本日もよろしくお願いいたします。 パトリック・マーフィー」と書かれた白い紙と共に「ミスタードーナツ」が置かれていた。
昨年から恒例に
昨季は日曜日のホームゲームで、1年目だった米国育ちの加藤豪が報道陣へドーナツを差し入れするのが恒例となっていた。けがで離脱した際は、通訳を介して用意。丁寧な振る舞いで周囲への気遣いができる男は、新しい環境に溶け込んでいった。
今年もオープン戦から始まり
その習慣は、2年目の今年も継続された。本拠地・エスコンフィールドで、今季初めて日曜日に行われた3月17日の巨人戦。記者席には加藤豪からのドーナツが届いた。その翌週、ある変化があった。
24日DeNA戦は送り主が変更
送り主が同24日のDeNA戦は新外国人のアンドリュー・スティーブンソン外野手(29)、そして7日はこちらも新加入のパトリック・マーフィー投手(28)に変わっていた。試合後、その理由を長身右腕が笑顔で明かしてくれた。「豪将さんが去年やっていたと聞いて、今年は外国人選手で毎週、役割を変えてやっていきましょう、という話になりました。今回は報道陣の皆さんだけではなく、日本人選手にも差し入れました」。この日の試合前、チームと報道陣のため3箱ずつ購入したという。