【一問一答】上原健太が5回5失点で黒星 悔やまれる連続四球 再起を懸け2軍で再調整
■パ・リーグ3回戦 西武11-1日本ハム(4月7日、エスコンフィールド北海道)
日本ハムの上原健太投手(30)が7日、エスコンフィールド北海道で行われた西武戦に先発し、5回5失点で今季初黒星を喫した。4回2失点で降板した3月31日のロッテ戦(ZOZOマリン)に続いて不安定な内容。試合後、2軍での再調整を命じられた。一問一答は以下の通り。
―初回の連続四球が痛かった
「何か急にタイミングが合わなくなったというか…。何だろうという感じではあったんですけど。きょうの試合はあの初回がすべてじゃないですかね。僕が試合を終わらせたようなものなので。その責任はすごく感じますし、何とか立て直したいと思ったんですけど、追加点も取られましたし。逆に初回が失点0だったら2失点でなんとかしのげたゲームではあったと思うので、そういうところですよね。もったいないし、一番やっちゃいけないことをやった、という内容ですかね」
―まだ開幕したばかり。修正する時間はある
「去年の後半からちょっとタイミングが合わないような傾向が出ていた。それが今、もろに出ちゃっているというか。メカニック的な問題にもなると思うので、しっかりやっていかないといけない。コントロールに直結する部分なので」
―フォームのバランスの問題か、リリースポイントの問題か
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「フォームのバランスがおかしいからリリースポイントもおかしくなると思うんですけど。きょうに関しては、ここ最近でもコンディションが良くて、メンタル的にもすごくいい状態で試合に臨めたのは間違いないです。僕もあれ? という感じでした。この内容だったら次はないし、次なんて言っていられない。試合が終わって今後、どうしていこうかなと。1日でも早く修正して、またアピールして、一からチャンスをもらえるところまでやっていかないといけない。のんびりしている暇はないし、ひたすら野球に取り組んでいきたいなと思います」
―オープン戦の時からバランスのずれがあったか
「あったのはあったんですけど、これほどじゃないというか。それをちょっと嫌がりすぎているところもある。表現が難しいんですけど、タイミングが合わないことを嫌がって、無理やり投げているような感じで余計に合わなくなって。投球フォームも去年と比べておかしい。見ていておかしいし、投げていてもおかしい。例年、春先にすごい弱くて、同じ事を繰り返しているとはいえ、投球フォームが悪いとなると、よっぽどなので、考えながらやらなければいけないかなと思います」
―バランスを良くするために特別に取り組むことは
「フォームを見直すことになるんですけど、対バッター。試合に入った時に突然、おかしくなるので、修正するためにはバッターに投げる必要があるのかなと、思っている。そこはコーチと相談しながら、どう修正していくか考えて。いいフォームが身につくまで、ひたすら特訓するしかないと思います」