【一問一答】移籍後初勝利の山崎福也 度重なるピンチも「寅威さんを信じて」 記念ボールは「投げ入れました」
■パ・リーグ1回戦 日本ハム4ー2ソフトバンク(4月9日、熊本・リブワーク藤崎台)
国内FA(フリーエージェント)権を行使し、オリックスから日本ハムに新加入した山崎福也投手(31)が9日、ソフトバンク戦に先発。七回途中9安打2失点の粘投で移籍後初白星をマークし、端正なマスクをほころばせた。試合後の一問一答は以下の通り。
◆ヒーローインタビュー
―ナイスピッチングでした
「ありがとうございます」
―移籍後初勝利。今の心境は
「すごくホッとしています」
―学生時代から切磋琢磨してきた同学年のソフトバンク・有原との投げ合いだった
「やっぱり学生時代から一緒に、ともに戦ってきた相手だったので、なんとか勝ちたいという強い気持ちもありましたし、なんとか勝ててうれしく思っています」
―初回に味方が大量援護してくれた
「いや~ちょっと予想外といいますか、びっくりしてベンチで見ていました(笑)」
―五回には無死満塁のピンチを抑えた
「(捕手の伏見)寅威さんがいい言葉かけをしてくれていたのもありますし、三塁を守っている郡司がよく守ってくれたので、本当にその2人には感謝です」
―ファンへ
「まだまだシーズンが始まったばかりですし、ファイターズはなんとしても優勝、てっぺんを目指してチームみんなでやっていきたいと思っているので、どうかファンの皆さん、熱い声援をこれからもよろしくお願いします」
◆囲み取材
ー移籍後初勝利、おめでとうございます
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「ありがとうございます」
ーあらためて今の思いは
「ホッとしていますね。1勝するまで、どんな感じで勝てるのかなって不安もありましたし、なんとか勝てて良かったです」
ー初回から走者を背負う展開だった
「いや、もうやばいなって感じでした。どうしようかなって感じで。あとはもう寅威さんを信じて、投げるだけだったので。ほんと、きょうは感謝しています」
ー五回無死満塁で山川、近藤を抑え、無失点で切り抜けた
「いや~もう逆に開き直ったというか、そっちの方が大きかったですね。自分自身、追い込まない感じのメンタルではありましたね」
ー今季初白星を挙げて、乗っていけそう
「まだまだ試合もありますし、やっぱりいい順位で、優勝をしたい気持ちも残っているので、これに一喜一憂せずにこういう試合ができるように。そういう思いで今後やっていきます」
ーウイニングボールは誰から
「誰だっけな? (左翼を守っていた)細川かな? 確か…」
ー誰に渡すのか
「もうスタンドに投げました」
ー投げ入れた
「投げ入れました」
―思い入れは
「僕はあんまそういうのなくて、基本的にいつも投げますね」
ーボール自体はどうだったか
「とびっきりいいわけでもなくって、うまいこと配球してくれました。寅威さんが」
ー新庄監督はチェンジアップが抜けていたと
「チェはいつも自信あるので、いい感覚で投げていました」
ー熊本名物・からしレンコンは食べたか
「からしレンコン、きのう、なかったです。ホテルになくって。はい」