【一問一答】伊藤大海 6回0封で2勝目 「裕涼がすごく冷静だったので助かりました」
■パ・リーグ1回戦 日本ハム1ー0オリックス(4月12日、京セラドーム大阪)
日本ハムの伊藤大海投手(26)が12日、京セラドームで行われたオリックス戦に先発し、6回3安打無失点で2勝目を挙げた。緊迫した投手戦の中、四回に招いた2死満塁のピンチを三振で切り抜け、勝利の流れを引き寄せた。登板後の一問一答は以下の通り。
―6回無失点。内容を振り返って
「きょう、こういうゲーム、1点ゲームだと思っていたので、ソロホームランというのは気をつけながら。慎重になりすぎてボール自体は増えてしまったんですけど、何とか粘り強くゼロで帰って来られたので、それは良かったかなと」
―オリックスの先発が東。デビューから8連勝中で、負けていなかった
「そうですね。その反面、そろそろだろというのも思いながら、そういう気持ち、感じでいきました」
―田宮とはどう打ち合わせをして投げたか
「セデーニョ選手、西川選手、森選手に乗らせるようなバッティングをさせたくないなというところで、厳しい攻めをしようと。しっかりいけたので、そこはプラン通りに試合を進めることができました。裕涼がきょうはすごく冷静だったので、すごく助かりました」
―回の先頭を全て打ち取ったのは大きいか
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「そうですね。先頭を出すとピンチを背負ったなという感覚が残ってしまうので。きょうはピンチもありましたけど、自分のペースでしっかり試合を進行することができたかなと思います」
―オリックスに苦手意識は
「派手にやられたな、という時もあれば、惜しくもみたいな時もあったので、あんまり嫌なイメージはなかったんですけど、しっかり今年の1発目、勝てて良かったかなと思います」
―序盤の東の出来を見ると、1点もやれないという感覚だったか
「試合前からそういうプランというか、どっちにしても1対0みたいなゲームかなとは思っていました。いい緊張感で、向こうもすごくテンポ良く投げていましたし、負けじとしっかり投げることができたかなと思います」
―お互いノーヒットで、先にヒットを打たれたが
「どっちでもいいから早くゲームが動いてくれないかな、と思いながら投げていました」
―五十幡の足もあり、1点が入った。その時の気持ちは
「チームで取った1点というか。ああいう1点の後に点を取られてしまうと、なかなかチームは乗っていけないので、次のイニングは気を使って投げている部分はもちろんありました」
―満塁のピンチは何を考えて投げたか
「その前の森さんが、すごい雰囲気があって慎重になりすぎた部分がありましたけど、なんとかゼロで帰るようなことを考えていたので、それがいい結果につながって良かったです」