江越の１号２ランで一時同点も　黒木が１回５失点

　日本ハム２軍はオイシックスと敵地で対戦し、４－９で敗れた。先発の山本晃大投手（２４）が一回にいきなり３点を奪われた。先頭打者に四球を与え、送りバントとボークで１死三塁。次打者の左前適時打で先制を許すと、２死二、三塁からは投手強襲の内野安打を浴び、二塁の守備に就いていた清宮幸太郎内野手（２４）の悪送球も重なって２点を追加された。

　２点ビハインドで迎えた三回には江越大賀外野手（３１）の１号２ランが飛び出して同点に追いついたが、四回から登板した２番手・斉藤伸治投手（２５）が再び勝ち越しを許す。１死から安打で走者を出すと、盗塁を阻止しようとした梅林優貴捕手（２６）が送球ミス。１死三塁のピンチを招き、左前適時打を浴びた。

　六回にはその梅林が同点打を放って見せたが、その裏から登板した３番手・黒木優太投手（２９）が安定せず。連打と四死球で崩れていき、２死満塁からは勝ち越しの２点適時打を浴び、その後も連打と自らの暴投などで５点を献上した。

　打線は終盤の七、八回に得点圏へ走者を進めながら、あと一本が出ず。九回も清宮の安打１本に終わり、追いつけなかった。