ファイターズ
2024/04/14 21:05

杉浦稔大 約1年ぶりイニングまたぎ無失点「困ったときに頼られるピッチャーに」

七回を無失点に抑え、ベンチに戻る杉浦(右)=撮影・松本奈央

■パ・リーグ3回戦 日本ハム3-6オリックス(4月14日、京セラドーム大阪)

3点差の六回から救援

 日本ハムの杉浦稔大投手(32)が14日、京セラドームで行われたオリックス戦の六回に救援し、2回無失点の好投を見せた。今季初のイニングまたぎだったが、粘り強く勝負して追加点を阻止。同じくイニングまたぎに挑戦した昨年5月16日の西武戦(エスコン)は負け投手になっており、苦い記憶を払しょくした。

今季はロングリリーフ要員

 開幕前から新庄監督にロングリリーフ要員として指名されていた。この日、先発の根本が2回で降板したこともあり、複数イニングを任された。六回、七回ともに先頭打者に安打を許したが、いずれもピンチを併殺で切り抜けた。攻めの姿勢を変えなかったことが功を奏し「先頭を出したのはもったいないですし、反省点ですけど、結果、ストライク先行でいったことで、3人ずつでいけたのかなと思います」と冷静に振り返った。

六回から4番手で登板し、回またぎで好投した杉浦

 

ゾーンで勝負してテンポ良く

 3点ビハインドの展開。これ以上、離されると、同点、逆転の希望は小さくなる。流れを引き戻すことが重要で「フォアボール、フォアボールにならないように(ストライク)ゾーンで勝負して。テンポ良くというか、いかに攻撃にいいリズムでいけるか」と意識した。

昨年は自らの失策で悔しい敗戦

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