札幌MF田中宏武が25歳の誓い ルヴァン杯初戦は「なめてたらやられる。ゴールに向かうプレーを」
■4月15日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場
北海道コンサドーレ札幌はルヴァン杯2回戦のアウェーJ3沼津戦(17日午後7時キックオフ、静岡・愛鷹)に向け、ハーフコートで9対9などを行って調整した。この日25歳の誕生日を迎えたMF田中宏武は、約1カ月ぶりとなる公式戦出場へ意欲を見せた。
アラサーの仲間入りができました
ミニゲームではサブ組の左WBに入った田中宏。特別指定選手だった時も含め、札幌で4度目の誕生日を迎えた。練習後、サポーターから誕生日プレゼントをもらう場面もあり、「もう大人になったなって感じです。アラサーの仲間入りができました。サッカーではもう、結果を残せるようにとにかく頑張りたい」と〝25歳の誓い〟を立てた。
「コンディションはすごく良い」
今季は3月16日のホーム町田戦(1●2)で初先発。57分間プレーした。それ以来、ベンチ入りできていないが、「コンディションはすごく良いんで、出た時にしっかり結果を残せるように」。出場した浦和戦も含め、積極的なプレーは目立ていった。「得点できるのが一番いいと思いますし、もちろんそれを一番に狙っていく中で、アシストだったり、自分のシュートやこぼれ球で誰かが決めるかもしれない。ゴールに向かうプレーはどんどん増やしていければ」と鼻息は荒い。
J3で勢いのある沼津には「なめた気持ちで行くとやられる」
沼津のイメージについては、「すごい技術があって、今J3で2位。(首位の)大宮ともいい戦いをしていて、今の現状だとJ3のトップのチームだと思う。相手にちょっとでもなめた気持ちで行くとやられる」と警戒する。「向こうはハイプレッシャーで奪って、速い攻撃っていうのをやってくると思う。まずボールを失わないことと、僕のポジションはウイングで出る可能性が高いので、そこで1枚はがして、シュートやクロスの回数を増やせれば、チームとして得点のチャンスが増えると思う。そこは意識しながらやっていきたい」。