■スピードスケートＷ杯第１戦最終日

男子５００・森重は３位

　スピードスケートのＷ杯第１戦最終日は１４日、ポーランドのトマショフマゾウィエツキで行われ、女子１５００メートルは世界記録保持者の高木美帆（２７、日体大職、帯南商高出）が１分５６秒００で優勝し、この種目で通算１０勝目を挙げた。男子５００メートルは日本記録を持つ新浜立也（２５、高崎健康福祉大職、釧商高出）が３４秒６９で制して通算７勝目。２１歳の森重航（専大、別海上風連中出）が０秒０５差の３位に入った。
　完勝の高木美。１３日の１０００メートルは納得いかない様子だったが、この日は「いい経験が積めた」と満足そうにうなずいた。「考えたことを表現できた」とも口にした。
　日本男子のエース、新浜は今季Ｗ杯２レース目で勝利を収めた。「正直、優勝を目指していなかった。ゴールしてびっくりという感じ」と目を細めた。（共同）