札幌特別指定の道産子MF木戸柊摩が再合流 今季初出場確実のルヴァン杯・沼津戦へ「目に見える結果を」
■4月15日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場
今月20日まで帯同
北海道コンサドーレ札幌はルヴァン杯2回戦のアウェーJ3沼津戦(17日午後7時キックオフ、静岡・愛鷹)に向け、ハーフコートで9対9などを行って調整した。この日、来季の加入が内定している特別指定の道産子MF木戸柊摩(大阪体育大4年)が合流。昨季3試合に出場した同杯の準々決勝・横浜M戦以来の公式戦出場へ意欲を見せた。20日に行われるリーグ戦のホーム広島戦まで帯同する。
メンバー入りは確実
今月14日に関西学生リーグ戦で90分間出場し、夜に札幌へ移動。この日はリカバリーのみだった。アウェー新潟戦から中3日。沼津戦の3日後には広島戦も控えており、今季初のメンバー入りするのは確実な状況だ。
「僕が入っても遜色なくやれるように」
この記事は有料会員限定です。
登録すると続きをお読みいただけます。
木戸は「コンサの試合は、毎試合ほぼリアルタイムでちゃんと見ている。厳しい状況ではありましたけど、チーム的には今いい感じに来てると思うんで、そこに僕が入っても遜色なくやれるようにしたい。ルヴァンカップはやっぱチャンスやと思います。去年出たマリノス戦もルヴァンやったんですけど、その時よりも、もっといいプレーして、今度は得点やったりアシストという、目に見える結果を出したい。明日1日しかないですけど、そこは挑戦していきたい」と意欲を見せた。
日本大学選抜の遠征で手応え
3月に日本大学選抜の一員として、パリ五輪最終予選に出場するU-23日本代表のFW内野航太郎(19)らと韓国に遠征。韓国大学選抜戦には出場できなかったが、「関西が自分1人だけで、ほぼ関東の選手だった。関東のタフさとかアグレッシブさは見習わなきゃいけないし、やっぱそこは強いなと思った。自分としては攻撃の選手として相手をはがしていくやったり、1対1で負けないところだったりにフォーカスしてやってたんで、いい経験になりました。やれてたと思う。全然、手応えありました」と実りのある合宿だったという。
大きな結果を出してからプロへ
大学では札幌U-15、U-18でも付けた10番を背負う。「しっかり責任を持ってやらないといけない。最終学年なんで大きな結果を出してからプロの世界に行きたいと思っているので、今年に懸ける思いは強いです。背番号はあんまり気にしないタイプですけど、いい番号をもらったからには、それに見合うようなプレーや姿を見せたい」。
学業では、サッカーを中心とするスポーツ全般における指導者向けの研究に打ち込む。「卒論もサッカー関係のことで書こうと思っている」。文武両道を貫き、大学ラストイヤーを締めくくる。